冬季鬱(うつ)は当たり前??

2017年1月9日

こんにちは!

大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。

冬至は過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね~。

風水や四柱推命などの中国五術は【陰陽】を中心に物事を考えていきます。
陰陽とは、簡単にいうと万物は陰陽から成り立ち、どちらか片方では成り立たないという事。

ですので、一年間で考えても夏を陽、冬を陰と考える事が出来ます。

他にも・・・

基本的特性遠心力求心力
傾向膨張収縮
機能拡散、分散、分解、分離融合、同化、集合、編成
動き不活発、緩慢活発、敏速
振動短波、高周波長波、低周波
方向上昇、垂直下降、水平
位置外部、周辺内部、中心
重量軽い重い
光度暗い(暗光、月光)明るい(明光、日光)
湿度湿潤乾燥
密度希薄緻密
外形大きい小さい
形状膨張性収縮性
感触柔らかい硬い
素粒子電子陽子
気候風土寒冷な気候熱帶性気候
生物特性植物的動物的
性別女性男性
呼吸吸気呼気

 

陰陽思想によると人間にとって、【生】を陽、【死】を陰と考えます。

厚生省の出しているデータに合わせて確認してみます。
厚生省の出しているデータに合わせて確認してみます。

 

夏に比べると、冬の方が死亡者が多い事がわかります。

一年間の陰陽をわかりやすくグラフにすると・・・

冬至に陰気が極まり、夏至に陽気が極まります。
冬至に陰気が極まり、夏至に陽気が極まります。

冬季鬱(とうきうつ)という言葉が出来るぐらいですので、人間は陰の時期、自然の摂理によって、【死】に近づくという事がお分かり頂けると思います。

人間には季節の中でも、陰陽のバランスが必要で、一年間の中で陰⇔陽を行ったり来たりしているという事なんです。

陰の時期に、無理に陽にエネルギーを寄せようとすると、無理が生じて冬季鬱(ウツ)なんて状態になってしまうんですよね。

和風水プログラムでは、このような自然の摂理を無理なく取り入れ、自然の流れを自分自身の目的に向かって流れて行くように調整する為の方法を学んでいきます。

これぞ【自然との共存】という感じですね。