こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
三角の土地の風水は悪いですか?
これも、良くある質問の一つです。
不動産的な観点と、風水的な観点の両面で、お話していきますね。
不動産的観点の三角形の土地
不動産的な観点で考えると、三角形の土地は、価格が下がりやすい傾向にあります。
理由は明白で、デッドゾーンが多くなってしまうから・・・。

上記の土地は、まだマシな方ですよね。
間口が広く取れているので、建物の形を歪な形にすれば、デッドゾーンは、少なくなりますけど・・・。
伝統風水的観点の三角形の土地
はい。
凶相です。
幾つかの理由が重なりますので『大凶』と考えても良いでしょう。
理由 その壱
上記の写真のように、歪な形の建物になりやすいという事が上げれます。
仮に、三角形の建物を建てたとしましょう。

このような建物を『畸形屋』といって、凶相の建物となってしまいます。
- 口舌の災い
- 争いごと
- 訴訟
- 火事
などの象意があるとされています。
実例 2014年に移転した〇〇ジム

デザインでこのような形になってしまったのか…三角形が飛び出た造り。
ここに某ボクシングジムが2013年に移転して来ました。
それからというもの、ボクシング協会との揉め事が続きます。
数年間は、続いていたのではないでしょうか。
今は、全く別のお店になっています。
理由 その弐
『剪刀殺』となる場合がある為。

血圧や心臓の疾患、口舌の災いを呼ぶとされています。
この場合は、上記写真のように丸みを帯びさせてやることで、火のエネルギーを弱め金のエネルギーを強めます。
そうする事で、改善されるといわれています。
理由 その参
太極(中心)から見て、三つの頂点が、三煞となると凶意が増すとされる。

赤三角形や青三角形になると、三煞が出来上がるんですよね。
赤三角は、人間関係のトラブルを招きます。
青三角は、体調不良や病気を招くとされています。
専門の伝統風水師が、しっかりと鑑定すれば、避けることが可能ですが『趨吉避凶』という概念を大切にしたいですね。
趨吉避凶とは
伝統風水師 小林蔵道
凶を避け続けることが、吉に趣くことが出来るという意味。
改善方法

改善方法は、三角形の土地を購入しても、四角形に整形して使用する。
ですので、余程の広さがないと、三角形の土地は、使いづらいという事になりそうですね。
まとめ
他にも三角形の土地は、良くも悪くも、エネルギーを増幅させる力があるとされています。
そのせいかスピリチュアル系方や、霊能者と呼ばれる方が、好んで選ぶことがあるようですが、伝統風水師としては、決してお勧めできません。
安いから!
という理由で、このような土地を選ぶのは止めたいですね。