三角地が不幸を呼ぶ風水的な理由と正しい対策・改善法
こんにちわ。伝統風水師の小林蔵道です。
風水に関する質問として、本当に良くお尋ね頂くことの1つに「三角形の土地」のことがあります。
- 三角形の土地は悪いですか?
- 三角形の土地はなぜ不幸になるんですか?
- 三角形の土地に住んでいるけど対策はありますか?
多くの方が、なぜ三角形の土地は風水的に悪い、凶と言えるのか。そして三角形の土地で不幸を避けるための対策はどうすれば良いのか、ということを知りたいようです。
今回の記事では三角形の土地が悪い理由を風水的な観点と不動産的な観点から解説し、不幸を避ける対策や誤った対策についても解説します。

伝統風水師 小林蔵道
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三角形の土地で不幸になる理由を風水で説明

風水では地形をとても重視します。地形とはすなわち「形」ですから、建物の形も風水的には大きな意味を持つことになります。
このような目に見える地形や形に関連する風水を巒頭風水(らんとうふうすい)と言い、これは私たちの無意識に大きな影響を及ぼすものです。
また目に見えないもの、例えば方位や色などに関連する風水は理気風水(りきふうすい)といいます。
そして三角形の土地は巒頭風水の観点から考えても、凶相と言わざるを得ません。また場合によっては理気風水でも凶になることがあります。
そのため三角形の土地は凶意が重なりやすく、大凶風水となるケースが多いです。
もう少し詳しく解説していきましょう。
周辺の道路との関係が不幸を呼ぶ「剪刀殺」
三角形の土地は区画の端になりがちですから、この画像のように正面から向かってくる道が二手に分かれる形になりがちです。
この形は「剪刀殺」という凶相で、血圧や心臓の疾患、口舌の災いを呼ぶとされています。

画像のように角が丸みを帯びていると凶のエネルギーが弱まるとも言われています。
改善策の1つにはなるかも知れませんが、風水鑑定は総合的に見ることが大切ですから、丸みが帯びていればOKとは言えません。
三角形の建物になるとさらに不幸を呼ぶ
風水では三角形の建物は「畸形屋」という凶相です。つまり建物が三角形というだけでも凶なんですね。

三角形の建物、「畸形屋」が招くと言われる不幸やトラブルは次の通りです。
- 口舌の災い
- 争いごと
- 訴訟
- 火事
4つを見ただけでも、普段からトラブルが絶えない、大きなトラブルにならなくてもすごく疲れてしまう、といったことは簡単に想像できてしまいます。
移転した途端揉めごと続きのジム
ちなみに実例として、揉めごと続きになってしまったボクシングジムがこちらです。

ビルから飛び出た三角形部分にボクシングジムが移転してきたのですが、このあとボクシング協会ともめ事が続いてしまいました。
もちろんこの三角形部分は「畸形屋」になりますから、風水の古典で言われているとおりに争い事が続いてしまったわけです。
また建物の形や土地の形のような、目に見える形の風水「巒頭風水(らんとうふうすい)」は方位や色など目に見えない風水より、圧倒的に大きな影響力を持ちます。
三角形の土地に三角形の建物は、ぜひ避けてほしいです。
三角形の頂点が「三刑」の関係になる凶が強まる
建物の中心(太極)から見て、三角形の土地や建物の3つの頂点が三刑になると凶意が増すとされています。

上の図で『寅=午=戌』の方位を結んだ赤い三角形は「火の三刑」と呼ばれていて、人間関係のトラブルを招きます。
また『戌=未=丑』の方位となる青い三角形は「土の三刑」で、体調不良や病気を招くとされるものです。
方位という目に見えないものを考える風水は理気風水と言いますが、一般の方が調べたり、対策を取るのはまず不可能です。
専門の風水師がしっかり風水鑑定するのは必須です。
ここまで見たように、三角形の土地は形に見える風水(巒頭風水)としては凶ですし、目に見えない方位などの風水(理気風水)としても凶になるケースがある、ということがわかって頂けたでしょうか。
こちらの動画でも、三角形の土地を避けるべき理由をわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
三角形の土地でも不幸を避ける対策

三角形の土地が大凶と言える理由は、「剪刀殺」や「畸形屋」といった形として見える風水「巒頭風水(らんとうふうすい)」が悪いからでした。
ということは対策は・・・・・・人間ができる限り三角形を認識できないようにすることになってしまいます。

つまり、土地を四角形に整形して使うと言うことですね。とはいえ、使えるスペースがかなり狭くなってしまいますから、よほど広い土地で無ければとても使いづらいです。
他、外構(エクステリア)を活用した対策なども考えられます。
とはいえこの対策も、土地の三角形の頂点が三刑のような悪い方位になってしまうと効果がありません。方位や色など、目に見えない風水は理気風水(りきふうすい)ですから、形(巒頭風水)を整えても対策にはならないということです。
三角形の土地の改善方法は、その土地や家の向き、家の築年によってまったく違いますから、この記事だけで正しい対策をすべてお伝えするのは難しいところです。三角形の土地のことでお悩みの方は、風水鑑定やYouTubeの無料相談をぜひご利用ください。
不幸を避けられない誤った対策
三角形の土地が凶となる理由は、刑殺という形から受ける影響が悪いからです。
しかし次のような、誤った対策を取ってしまう方もいました。
対策できていなければ、三角形の土地の凶意を受け続けることになりますから、誤った対策を講じることがないようにして下さいね。
水晶埋葬法(水晶を埋める)
土地の風水を改善するために水晶を埋めることを提案する方がいますが、これはとても大きな間違いです。
三角形の土地は「三角形という形から受ける影響が凶意」となるので、水晶を埋めたところで何も解決にはなりません。
つまり三角形という形を認識できないような対策が必要です。
八卦鏡
八卦鏡には刑殺をはね除ける力があると言われますが、私の経験上、三角形の土地に対して効果は期待できないと言わざるを得ません。
本当に八卦鏡で三角形の土地の凶をはね除けることができるのであれば、鑑定で使用できるはずですが、そのような鑑定や対策は本来の風水にはありません。
もちろん私は三角形の土地に対して八卦鏡を使うことは一切ありませんし、ましてや高額な八卦鏡など絶対に使いませんし、おすすめもしません。
効果が期待できない対策にお金を投じても、三角形の土地から凶意を受け続けるだけです。心配な方は風水鑑定、あるいは私のYouTubeの無料相談をご利用ください。
不動産の観点から考える三角形の土地のメリットやデメリット

不動産の観点から三角形の土地を考えると、次のようなメリット・デメリットが挙げられます。
- 購入時に安いというメリット
- 使えない部分が出てくるので無駄が多い
- 建物の形がいびつになりがち
- 売却時は高く売れない・買い手が見つかりづらい

不動産の観点から考えても無駄が多く、使いづらい土地と言わざるを得ません。
また安く購入できるメリットはありますが、のちのち手放すことを考えると、購入を考える人が多いとは言えない土地です。
土地の風水鑑定は信頼できる風水師を選んでくださいね

三角形の土地は形がそもそも凶相です。
さらに三角形の家は『畸形屋』という凶相の建物になりますし、周囲の道路の形が『剪刀殺』となりやすいことも問題です。
理気風水で考えると、三角形の頂点が三刑に当たってしまうと、さらに悪い風水となります。
三角形の土地に必要な対策は土地周囲の地形、建物の向きと築年数、家に住む人の宿命など総合的に判断しなければいけません。
風水鑑定は経験と知識が求められるものですから、鑑定や対策を考える場合は、信頼できる風水師を選んでください
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。







