風水で旗竿地は良い?悪い?~検討や改善のポイント

こんにちは。伝統風水師の小林蔵道です。

風水鑑定をしていると「旗竿地」に関する質問をよく頂きます。

プライバシーを保ちやすい、静かな環境といったメリットを求めて、旗竿地の購入を検討される方もいるようです。

ただ風水的にどうなの?と聞かれると、少し返答に困ることがあります。実は「凶寄り」なため、風水的に考えると避けて欲しい土地なんですよね。

この記事では、旗竿地について次のような疑問への回答、解説をしてみたいと思います。

  • 旗竿地は風水的に凶
  • 旗竿地が風水的に凶となる理由
  • 旗竿地の購入を検討する方が確認すべきポイント
  • 旗竿地の購入前に必ず見るべきチェックポイント
  • 旗竿地に住んでいる方向けの改善策

私は風水師として、凶寄りの土地をおすすめすることは絶対にありません。

どうしても気になる方や改善方法を知りたい方に向けて、旗竿地に関する風水的・客観的な解説をお届けします。

伝統風水師 小林蔵道
年間300人程度の伝統風水、伝統四柱推命鑑定をこなす。(伝統風水鑑定のご相談はこちら
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旗竿地は風水では「凶寄り」です

旗竿地は風水では「凶寄り」です

旗竿地は吉凶で言えば、凶です。

そのため正直なところ、購入は避けるべきと言わざるを得ません。

特に避けるべき旗竿地もあるので、最初に簡単に触れておきましょう。

ここだけは避けるべき旗竿地

絶対に避けて欲しい旗竿地は、次のような立地です。

  • 路冲殺
  • 袋小路

路冲殺は「物件に向かって正面から道路がまっすぐ向かってくる(刺さるイメージ)形」のことです。また旗竿地は袋小路にもなりがちで、これも風水的には避けるべき形となります。

旗竿地にお住まいで改善や現在の状況を詳しく知りたい方は、プロの手を借りることをおすすめしたいです。またYouTubeでは無料相談会も実施しています。風水鑑定をお考えの方もぜひお気軽にお問い合わせください。

ではここで、そもそも旗竿地とはどんな土地?ということから解説しましょう。

旗竿地とは?形状は?

旗竿地はこちらの図のような、竿に旗が付いたような形の土地です。

別名で「敷地延長」「敷延(しきえん)」とも呼ばれています。

旗竿地は、敷地を竿のように延長して出入りできるようにしている形をしていますね。土地を分筆した場合など、敷地を延ばして出入りできるようにしたため(建築基準法では接道義務があります)、このような形状になることがあるようです。

旗竿地は価格が安く設定されることが多いことから、土地を探している人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

安いからといって安易に手を出すべきではありません

旗竿地にはデメリットもあるので、安いからといって安易に手を出してしまうと後悔することになりかねません。

住環境としては、次のようなデメリットがあります。

  • 日当たりが悪くなりがち
  • 風通しが悪くなりがち
  • 建築制限がかかることもある
  • 建物の建築や改築費用が高くなることがある

住環境としてのデメリットの他、風水的には凶になりやすいことも、風水師として購入をおすすめすることはできない理由に挙げられます。

旗竿地でもOKという特殊なケース

旗竿地だから全部ダメ!とは言い切れません。というのも、土地の広さと敷地延長部分の幅などで、吉凶が変わってしまうんです。

これが風水のややこしいところですね。

以前、旗竿地に新築の風水設計をしましたが、その時は土地の広さが、なんと整形地部分で220坪もありました。

つまり風水で大切な水の流れ、建物の向き、建物の位置を自由に決めれる環境にあったため、問題なく建築する事が出来ました。

敷地が狭くても、隣地との関係で、吉となる場合もあります。

ただし、基本的には凶寄りで、安易に手を出すべきではないことは言い切ることができます。

では続いて、風水的に旗竿地が凶になりやすい理由を説明しましょう。

風水で旗竿地が凶になる理由と凶作用

風水で旗竿地が凶になる理由と凶作用

旗竿地に限った話ではありませんが、「どんなに吉が多くても、わずかな凶がすべてを台無しにしてしまう」こともあります。

そして、旗竿地の形そのものが、風水的に避けるべき「凶になりやすい形状」です。

なぜ凶なのか、どんな凶作用(象意)が考えられるのかを解説していきましょう。

路冲殺(木煎殺)になる

旗竿地は図のとおり「家(旗)に間口(竿)が刺さっている形」をした土地です。

これは路冲殺そのものと言っても良いような形になります。路冲殺とは次のような丁字路の突き当たりのような形です。

T字路の突き当り。路冲殺の気の流れ。
T字路の突き当り。路冲殺の気の流れ。

写真のように「建物に対する気の流れが、間口を通り抜けて建物に突き当たる形」になりやすいことが、旗竿地を避けるべき理由となります。

そして、路冲殺は精神などの心の部分と、金銭面で破財を招くといった凶作用のある形です。

特に旗竿地では、間口(竿)が建物の玄関に向かっていることがありますが、この場合は人間関係の不和や散財、破財を招くといった凶作用となります。

財運に恵まれない

建物の財運を確認する時の技法の1つとして、玄関前から全面道路を見る技法があります。

まず前面道路の傾斜を確認し、流れてくる水の流れ(傾斜の高い方)を、来水と呼び、これは収入を表すものです。また来水は、流れてくる水の始まりが遠ければ遠い程、吉と考えられています。

旗竿地は次の図のように、この来水がまったく見えない環境です。

そして流れ去る水の流れ(傾斜の低い方)を、去水と呼び、これは支出を表します。この流れは見えますね。

つまり「来水(収入)がまったく見えず、去水(支出)はしっかり見える」というのが、旗竿地なんです。

このような水の流れを考える風水を「水法」と言います。かなり奥が深く難しい概念ですが、旗竿地の場合はわかりやすく凶ですね。

身動きが取れなくなってしまう

旗竿地の多くは、三方又は四方を建物に囲まれている状態です。

これは伝統風水用語でいう「困屋」に近い状態になります。

象意は困窮や貧困と言われ、これも避けるべき凶殺の一つになります。

狭い土地の旗竿地は、このような事になりやすいので、注意が必要ですね。

光と風が不足しやすい

日当たりや風通しは、一般的な土地選びでも気になるポイントですが、風水的にも大切なポイントです。

例えば、風水では良い玄関の条件に、風通しや日当たりの良さが挙げられます。

建物に囲まれてしまうと、光や風が不足してしまうため、旗竿地は立地そのものが良い条件から遠くなってしまいがちです。

旗竿地にお住まいで改善や現在の状況を詳しく知りたい方は、プロの手を借りることをおすすめしたいです。またYouTubeでは無料相談会も実施しています。風水鑑定をお考えの方もぜひお気軽にお問い合わせください。

旗竿地を購入検討する方が見るべきポイント

旗竿地を購入検討する方が見るべきポイント

旗竿地の購入検討はとても難しいものですから、風水が気になる方には正直なところ購入前の風水鑑定をおすすめしたいです。

とはいえ、ご自身でも納得されたいという方もいると思いますので、購入検討時に見るべきポイントをお伝えします。

あくまでも「安易に手を出さない」ことが大切です。

竿が長い・狭い

竿(間口)が路冲殺にあたる物件は、風水的に考えると避けるべき物件です。

また路冲殺は「遠くから来る気の流れが住む人に凶作用を及ぼす」ものですから、竿が長いのであればなおさら避けるべきです。

さらに間口が狭ければ、そもそも使いづらい土地ですから、建築や改築はもちろん、荷物の運び込みのような日常にも影響が出るかも知れません。

竿が玄関に当たる

玄関に向かう路冲殺は凶作用がさらに強いです。

風水では玄関を人の出入り口、気の出入り口としてとても大切に考えます。この玄関に路冲殺の凶作用が及べば、人間関係の不和や散財、破財を招くと言われています。

購入は考え直すべきです。

四方囲まれている・囲まれる可能性がある

建物が囲まれてしまうのは「困屋」ですから、避けるべきです。

困屋は、困窮する、貧困すると言われています。

現時点で囲まれていなくても、周囲に建物や倉庫ができるかもしれません。

来水が見えない

風水では、玄関から見て「向こうからやってくる水(来水)」は収入を意味します。

これが見えないようでは、財運に恵まれない風水になってしまうので避けるべきです。

ただし、水の流れを一般の方が鑑定するのはほぼ不可能です。知識に加えて、膨大な経験を積まなければ、風水師でも難しい部類の鑑定に入ります。

旗竿地の購入を検討するのであれば、風水鑑定など、プロの手を借りることをおすすめしたいです。またYouTubeでは無料相談会も実施しています。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

旗竿地の風水以外のチェックポイント

旗竿地の風水以外のチェックポイント

風水的なチェックポイントがOKでも、旗竿地特有のチェックポイントがあります。

旗竿地のメリットやデメリットを考えながら確認してみましょう。

死角がないか・防犯的に大丈夫か

旗竿地はその形状から、死角ができやすい土地と言えます。

特に三方、四方を囲まれた状況では、道路から中の様子がわかりづらいはずです。

死角ができてしまうと、防犯的な心配や不安も出てきます。

言い換えると静かでプライバシーも保たれやすい、旗竿地のメリットにもなり得るポイントですが、防犯面のデメリットに目を向けて考えたほうが良いでしょう。

通行・土地の境界など「揉めやすい要素」がないか

「土地の境界がはっきりしない」「生活動線に他人の土地が入ってしまう」「旗竿地の一部を他人がいつも通っている」など、これらは境界トラブルのもとです。

空き地であれば、間口部分に近隣の方がいつも車を停めているかも知れませんし、庭木の枝葉が伸びて間口部分に越境してしまう可能性もあります。

揉めそうな要素はしっかり確認しておくべきです。

旗竿地に住んでいる方向けの改善策

旗竿地に住んでいる方向けの改善策

旗竿地に住んでいる方には、改善策もあります。

ただし、この改善策があるからと言って、旗竿地を選ぶようなことは厳禁です!

改善策は、下の図の場所に門を設置することです。

なお、設置する門は、次のようなものを選びます。

  • 金属製
  • アーチ状になっている
  • 格子状になっていないもの

すでに土地を購入してこれから設計するという方は、矢印の先に建物がこないような工夫をすると良いでしょう。

旗竿地についてよくある質問

旗竿地についてよくある質問

旗竿地に関して、よくある質問にお答えします。

旗竿地は風水で必ず大凶?

絶対に大凶というわけではありません。広い間口や広大な土地であれば、設計を工夫したり、化殺(風水施術で凶作用に対処する)のために使える風水の技法も幅が広がります。

ただほとんどの場合は凶だと考えてください。

門を付ければ大丈夫?

対策があるからと言って凶作用が見えている土地を買うことは、絶対におすすめしません。

旗竿地にすでにお住まいの方が門の設置で対策するとすれば、間口(竿)と土地(旗)の境界に、次のような門を設置します。

  • 金属製
  • アーチ状になっている
  • 格子状になっていないもの

本気で対策を考えるなら、信頼できる風水師に相談することをおすすめします。

間口が玄関に向かってまっすぐ延びていると何が起きる?

この場合、路冲殺が玄関に当たることになります。象意は人間関係の不和や散財、破財を招くというものです。

賃貸でも同じ?

風水は賃貸、持ち家問わず影響を受けます。旗竿地に限りません。賃貸、持ち家問わず、すべての風水は等しく影響を及ぼします。

あくまでも「趨吉避凶」で考えましょう!

あくまでも「趨吉避凶」で考えましょう!

趨吉避凶とは「凶を避けていれば、(勝手に)吉に向かう」という、風水の中でも最も大切な考え方です。奥義と言っても良いでしょう。

旗竿地は基本的に凶ですから、旗竿地を選ばない、欲しい土地だけどあきらめるだけでも吉に向かいます。

対策があるから大丈夫などということはありません。

旗竿地にお住まいで風水が気になる方や、土地の購入、土地探しをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。YouTubeの無料相談でも、質問や問合せを受け付けています。

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伝統風水師 小林蔵道

 東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。

 京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。

 実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。

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