【命理】なぜ不運は続くのか?~不運のメカニズムを解説!~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
『不運』
すべての人が避けて通りたい道です。
しかし、人生において『不運』は無くなりませんし、それどころか『不運』が続く!と感じる人も多い事でしょう。
人に不運が続いてしまうには、理由があります。
その理由を徹底的に解説します。
不運とは
まず、『不運』とは何なのでしょうか?
私たち伝統風水師の定義と、一般的な定義に少し違いがありますので、整理しておきたいと思います。
【一般的な不運】
コトバンク
不幸な運命。また、物事のまわりあわせが悪く、うまく行かないさま。
【伝統風水師的な不運】
伝統風水師 小林蔵道
時間の流れから受ける影響が、悪い方に働きやすい時期。自分のエネルギーが低下している状態。
結果的には『うまくいかない』に繋がるのですが、出来事に主体性を置くか、それとも自分自身に主体性を置くのかという違いになります。
伝統風水や伝統四柱推命などの基本は、あくまでも自分自身を中心に物事を考えます。
また、出来事に主体性を置いていれば、不運から逃れる事が出来る訳もありません。
このブログの目的は、『続く不運を断ち切る!』『不運が続かない人生を創る!』という事が目的ですので、後者の『自分自身』に主体性を置いた上で、『なぜ不運が続くのか?』という事を話していきます。
不運が続く時!
実際に不運が続くというのは、どんな状況の事なのかを、実際に私が目の当たりにした、特に印象に残っているものをいくつかご紹介したいと思います。
実例①
引越をしてから、収入よりも支出の方が増え始め、そんな時にリストラ➡離婚➡病気(癌)と立て続けに不運な事が続いたのです。
下記がその状況を書いた記事になります。
実例②
大学を卒業し一流の金融機関に就職。
就職から4~5年経った時に、ある人(A)から化粧品メーカーの共同経営の話を持ち掛けられ賛同する。
なり手がいなかったので、代表取締役に就任する事になる。
就任後、人体無害な商品開発に取り掛かるが、なかなか商品が完成せず…もちろん売り上げが上がる訳もなく…。
退職金をすべて注ぎ込むが、当然資金が足りないので、銀行からの融資を6000万円受ける。
自身も、金融機関から借りれるだけ借りるが運転資金は次第に底をつく。
商品が完成しかかった時に、(A)が詐欺容疑で警察から事情聴取される。
同時に共犯では無いかという事で、自分も事情聴取される。
共犯にはならなかったが、営業活動の要だった(A)は詐欺罪で逮捕される。
これらと同時に進行していたのが『結婚』の話。
招待状も出し、結婚式場も予約し、婚約指輪や結婚指輪も準備が整っていたのだが、資金難から『二人の結婚資金』を、事業に全て注ぎ込んでいる事がバレて破局を迎える。
また、事業資金についても、(A)の横領が発覚し、事業資金としての借り入れも、正規の金融機関ではなく法定金利よりも高い金利で借りている事が発覚する。
真面目に一流大学を卒業し、一流企業に就職した男性に起きた連続な不運です。
実例③
経営難に陥っていた飲食店。
やっとの思いで銀行融資を取り付け、再スタートという時に『緊急事態宣言』
有利子で『融資』を限界以上に受けていた為、無利子の『新型コロナウイルス感染症特別貸付』を受けれず。
そんな時に、複数の従業員から労働条件に付いて、訴訟をされてしまい、全てで敗訴が決定。
敗訴直前に、奥さんから離婚を提案され断ると、弁護士から連絡が入り、生活費を払いながら別居する事に。
伝統風水師をしていると、様々なお客様の人生の状況を教えて頂く事になります。
上記は、いずれも事が起きてからのご相談ですので、成すすべがありませんでした。
ここまで、大きな問題に発展する事は、少ないかも知れませんが、『事故➡病気』や『病気➡事故』の流れは、本当によく聞く話ですし、そこに仕事のトラブルが重なるという事も、良くある話です。
皆さんにも、何か思い当たる事があるのではないでしょうか?
なぜ不運は続くのか?
では、なぜ上記のように不運は続くのでしょうか?
人間に起きる出来事には、時間という概念が必ず影響しています。
つまり、一つの時間の流れの中で、日々の日常から、非日常までの出来事が起きます。
下記の図を参照してください。
横軸が時間の流れです。
時間と共に、運気エネルギーは変化し続けます。
その変化は、大運と呼ばれる10年毎、流年と呼ばれる毎年、月建と呼ばれる毎月、日晨と呼ばれる毎日のエネルギー変化の影響を受けています。
その中で時間の流れは一定に進み続けます。
つまり、前年や前月、前日の影響も受けながら変化していくのです。
上記は細かい毎日の運気の変化を表しているのですが、下記の図は一年間全体の流れを表しています。
全体的な低迷期にいる時、時間の流れの影響で起きている現象ですので、一つの凶意が起きたからと言って、それで凶の期間が終わる訳ではありませんので、当然のように凶意が重なってくるという訳です。
よく人間の免疫に喩えて、説明されます。
人間の免疫にも、バイオリズムがあり、免疫が下がった時に、病気になります。
一つの病気が切欠で、他の病気になる事も、少なくありません。
これと同じうような現象で、不運は続くように出来ているのです。
続く不運の断ち切り方!
不運が続く時、間違いなくあなたは『運気低迷期』にいてるでしょう。
【運気低迷期の特徴】
・体力、精神力共に低下している。
・思考が、不運に対する応急処置に走りやすい
・課題や問題を、見て見ぬふりする
一つ一つ考えていきましょう!
体力、精神力共に低下している。
不運な時というのは、体力も精神力も、かなり低下してしまいます。
体力は精神力を生みだし、精神力は体力を生み出します。
どちらか一つが欠けると、負のサイクルが始まり、体力、精神力共に疲弊してしますのです。
体力と精神力が低下すると、良質の睡眠がとれない状態になり、より悪循環を加速させる傾向にあります。
不運に対抗するエネルギーを蓄えましょう。
また、運気低迷期は、睡眠を削ろうとしたり、入浴をシャワーのみで済まそうとしたり…食事はコンビニ弁当という事になりがちです。
・睡眠時間、入浴時間を充分に確保する。
・季節の食材を積極的に摂る。
上記二つを怠ると、短気になったり、せっかちになったり…とにかく不運を増長させるだけ。
しっかりと対策しましょう!
不運に対する応急処置に走りやすい
不運によって、起きた出来事に対して、応急処置的な対応をしていると、その場は良くても、のちのち大事になる事も…。
不運に対する処置は、徹底的に行うようにしましょう。
大体の場合が、処置している最中に次の不運が発生します。
その時に、処置の手を止めない事が大切です。
また、精神的疲労もそこに重なってきますので、尚の事、応急処置に走ってしまう。
運気が低迷している時は、何とか今の状態から抜け出したい…。
つまり、問題を解決するという事よりも、逃げ出したいという気持ちを優先してしまうんですね。
課題や問題を、見て見ぬふりする
一つの不運が起きた時に、その不運を切欠に、別の不運が起きないか確認しなければいけません。
ですが、『現状』で、問題が起きていなければOKとしてしまいます。
不運な事が起きるのは、不運の種を温めているから…。
今、目が出ていないからOKという訳ではないのです。
早め早めの対応が必要になりますよね。
伝統風水と四柱推命を使う!
伝統風水と四柱推命を活用する場合は、まずは四柱推命を確認します。
・起きている不運がいつまで続くのか?
・その不運は、どんな問題として表面化しやすいのか?
・今、抱えている問題の種は、解決する事が出来るのか?
などの事を『宿命』と『運』の観点から、読み解きます。
続いて、建物の風水を確認します。
・風水的問題点 その問題は改善できるのか?
・風水問題点と四柱推命命式の繋がりを確認。
・不運の流れは、住民の中だけで納まっているのか?
などを徹底的に鑑定します。
【伝統風水師の経験】
離婚しやすい宿命を持つ人が、離婚しやすい家に住んでいます。
破産しやすい宿命の人が、破産しやすい家に住んでいます。
DV(ドメスティックバイオレンス)に遭いやすい人が、暴力を受ける家に住んでいます。
これこそが、宿命と風水の繋がりと言えるでしょう。
もし、住民の中だけの問題じゃなければ、お墓(陰宅)が原因かもしれません。
風水の影響は、住民にしか表れません。
しかし、陰宅風水(お墓)の影響は、男系の一族に表れるとされています。
【伝統風水師の経験】
独立していった子供たちに、問題が起きる場合は、陰宅の風水が原因の場合があります。
例えば…子供が結婚しない。子供夫婦に子供が出来ない。
などですね。
奔放していた4人兄弟が、お墓の改善後に、定職を持ち、結婚➡子供という例があります。
お墓の影響は、無視できないですね~。
まとめ
不運が続く時、運気低迷期には、その時の過ごし方があります。
当然ですが、高運気の時にも、その過ごし方があります。
それらを正しく教えてくれているのが、伝統風水であり、伝統四柱推命。
また、古人が現代に残してくれている伝統文化。
我流ではなく、先人が智慧を残してくれているのですから、使わない手は無いですよね。
このブログは、先人の知恵を、現代に復活させる為のブログです。
是非、参考にして頂ける事を願います。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
この記事をシェアする
検索
プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。