無気力になる原因と脱却方法
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
無気力に悩まされている方。
突如、無気力になった…。
なぜか無気力な日々が続く…。
無気力でやたらと眠い。
そんな方に、無気力になる原因と、無気力なときの過ごし方、無気力の抜け出し方などをお伝えします。
無気力とは
やらなければ…わかっているのに動けない!
何となくやる気が出ない!
何を見ても冷めた目で見てしまう…。
コトバンクでは、下記のように説明されています。
『ことをなしとげようとする意欲のないこと。活力・元気のないこと。』
そんな状態になる原因を探っていきましょう!
無気力になる原因は?
『無気力』は、様々な原因が考えられます。
複数の原因が重なって起こる場合もありますし、一つの原因の場合もあります。
まずは、何が原因で無気力になっているのか探しましょう!
季節が原因!
冬至
短期的な無気力の場合、季節が原因になる事があります。
一般的によく言われるのは、冬が無気力になりやすいと言われています。
秋ごろから冬に向けて、少しずつ無気力感が強まると言われています。
いわゆる『冬季ウツ(季節性ウツ)』というやつです。
伝統的な暦を見ると、こういった心理状態の変化がわかります。
それが『夏至』と『冬至』。
地球上の『陰陽』のエネルギーは、夏至に向って『陽気』が強まり、冬至に向って『陰気』が強まるとされているのです。
陰陽については下記の記事を参照ください。
陽気とは、動的なエネルギーを表し、陰気とは、静的なエネルギーを表します。
つまり夏至に向って開放的になり、夏至に向って閉鎖的になっていくのです。
という事で、2021年の場合、12月22日の前後が最も『無気力』になりやすい期間と言えるでしょう。
季節の変わり目
季節の変わり目も、『無気力』になりやすい時期と考える事が出来ます。
現代の暦(グレゴリオ暦)でいう1月、4月、7月、10月となります。
風水や四柱推命などに使用する旧暦(干支暦)で表すと下記のようになります。
1月、4月、7月、10月を見て頂くと、全て土の五行(エネルギー)となります。
土の五行の月というのは、土王用事(土用)の月となり、土の五行が盛んになる月として知られています。
人間は、五行エネルギーのバランスが良い状態を目指すのですが、土王用事の影響で土が強まり過ぎ、全ての五行のバランスを崩してしまう事になり、無気力な状態が発生します。
また、『土』が強まるという事は、相剋の関係で『水』が弱まります。
『水』は、人間にとっての『生命エネルギー』を表し、最も大切なエネルギーの一つとされるのですが、その『水』が『土』によって、攻撃されてしまうのです。
当然、病気にもなりやすく、身体も疲れやすい、無性に眠気が襲ってくるなどの象意があります。
自己矛盾が原因!
自分自身の目標や目的に、矛盾が生じた時にも『無気力』が襲ってきます。
目標や目的と心(深層心理)に矛盾が生じてしまっている時です。
本来の自分の目的とは、無関係な事を行動するのは、精神エネルギーをとてつもなく消費させます。
陰陽論でいう『陰=心』と『陽=行動』の『陰陽のアンバランス』という事です。
このような『陰陽のアンバランス』は、『同調圧力』や『常識という思い込み』によって、本当の想いとは違う動きになってしまう事によって、引き起こされる事が多いですね。
自己無力が原因!
人間は、目的の為に『努力』するのですが、その努力が自分とは関係ない原因によって、報われなかったりする事が原因で『無気力』になる時があります。
偶然の出来事や、不運な出来事によって、『努力』する意味が無いと感じてしまった時に、人間は無気力になるんですよね。
燃え尽きた…が原因(バーンアウト)
仕事など、何か一つの事に集中し過ぎて、『肉体的』『精神的』な疲労が限界を超えた時に起きると言われています。
燃え尽き症候群と言われる事もありますね。
ヒューマンサービス従事者に多いとされているが、どんな仕事に従事していても、この無気力に襲われる可能性があります。
思い通りに物事が進まないときに、尋常でないエネルギーが注ぎこまれたにもかかわらず、強大な力や強大な壁阻止され、事態が一向に前に進まない時に、精神的、肉体的エネルギーの消耗が進行する。
結果的に、エネルギーが枯渇し『無気力』な状態になってしまいます。
仕事が好き、意欲的、愛社精神が強い人に、良く表れる現象ですよね。
病気や体調不良が原因
病気と認められたものが原因になる場合もあります。
私は、医師ではありませんので、東洋文化と照らし合わせて、病名のみをご紹介しておきます。
うつ病
甲状腺機能低下症
アジソン病
早発卵巣不全
更年期障害
どれも、ホルモンバランスの崩れを起こすとされています。
やはり人間は、ありとあらゆるものから影響を受け、バランスが整ったり、バランスが崩れたりを繰り返しているのですね。
無気力なときの過ごし方
無気力な時に大切な事は『無理しない』という事です。
大小の差があるにしても、いつも活発に動ける人間はいません。
いつも陽気な人間もいません。
陰陽論を基準に考えると、無気力な時は、まずジッと止まる事が必要です。
『陰極まれば、陽が始まり、陽極まれば、陰が始まる』
という自然の原則があります。
静(陰)が極まれば、自然の流れで、動(陽)に移っていくのです。
その時に、無理に動こうとすれば、『無気力』な期間を長引かせるだけ。
無気力の対処方
何もしない…といっても、ただただ時間が過ぎるのを待つ訳ではありません。
無気力な時こそ、基本に立ち返り、私生活を見直しましょう!
- しっかりと睡眠はとれていますか?
- 自分に合った食生活や、季節の食を取り入れていますか?
- 入浴は、しっかり湯船に浸かっていますか?
上記の3つを試してください。
その上で、焦らずに早く『活力』を取り戻しましょう♪
鑑定後の方へ
風水鑑定や四柱推命鑑定を受けて頂いた方で、『無気力』に困っている方は、下記の事に注意して下さいね。
- 睡眠の環境は整っていますか?
- 自分に合わせた食生活を心がけていますか?
- あなたにとって『運(時間)』は、どう作用していますか?
大運、年、月が強く影響を与えますよ。
また、サポート期間中の方は、お気軽にメール下さいね。
まとめ
人間には、必ずバイオリズムがあります。
繰り返しになりますが、いつも『活力』が溢れている人、いつも『元気』な人なんていません。
自分の中のバイオリズムを、正しく把握して、自然の摂理に逆らう事なく、有意義な時間を過ごせるようになりましょう♪
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。