開運法を上手に使う人 5選

はい。
こんにちは!

大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。

日々、お客様の事を鑑定していると、世の中には、『開運法』の使い方が上手な人と、本当に下手糞な人がいるな~と感じます。

何が大きく違うのか?

正しい開運法を大きく分類すると…

  • 風水
  • 方位術
  • 擇日法
  • 四柱推命など
  • 断易や周易など
  • 食餌法
  • 気功

に分けられますが、どの技法にも言える事ですから、これから開運していこうと思う方には有益な情報となりますから、是非参考にして下さい。

開運法を魔法と思わない人

伝統風水師をしていると、五術(命、相、卜、仙、医)を魔法のように感じている人と出会う事があります。

五術は、魔法ではありません。

開運法は、魔法ではありません。

気持ちは凄くよくわかりますが、魔法ではありません。

心が弱った時、思いがけない災禍と遭遇した時に、頼りたくなるのが現代の風水の在り方ですから、仕方が無いのかも知れませんが『栄光因縁來』。

つまり、成功や幸福は、何もない所から出てくるのでは無く、必ず原因があって成功や幸福を掴む事が出来るという意味です。

日本では『因果応報』という言葉の方がよく聞きますが、良いも悪いも原因があり、結果が生まれるという事ですよね。

風水を例に挙げてみましょう。

どんなに風水が良くても、離婚や破産、重病という凶事に遭遇する事があるでしょう。

理屈で説明すると、そんなに風水が良い物件だとしても、時代にそぐわないサービスを提供して、商売が上手くいくはずがありません。

提供する価格が、相場からかけ離れて高すぎても、そのお店は流行らないでしょう。

つまり、正しい道を歩いている時に、力を貸してくれる存在が、風水という存在なのです。

要するに、間違った行動や行動そのものを起こしていない…そんな状態に対して風水や運気というのは力を貸してくれません。

もし、間違った行動や時代にそぐわない行動に対して、力を貸してくれるのが風水だとしたら、それは自然の摂理に反する事。

魔法です。

多くの方が、こう説明すると納得されるのですが、無意識に風水が良くなると、今の生活が向上する!と思っている人が多いのです。

そんな中で、五術を魔法とは思わずに、自分に力を貸してくれる存在だと認識している人は、実際の風水の施術をした時に、素早く高い効果がでます。

風水を魔法と思わない人の特徴は、日常生活の中で『なぜ?』という事をいつも考えている傾向にあります。

上手く行く事、上手くいかない事、どちらに対しても『なぜ?』という疑問を持ち、答えを出す癖が付いているんですよね。

その力と風水の力が噛み合った時に、メチャクチャ大きな結果がでる。

だから、五術は人によって効果の表れ方が違うんですよね。

信念は強いが、我が弱い人

我が強い人は、開運法を使うのが下手。

『我』とは、自己中心的に、物事を何とかしようとする考えの事を言います。

『開運法』というのは『自然の摂理』、言い替えると『世の中のルール』に自分の日常生活を合わせる事を言います。

『日常生活』の目的は、『幸福』ですから、『幸福』をつくる為に『自然界のルール』を利用する方法が『開運法』という事になります。

ですので、見たもの経験したものを、素直に受け入れて、日常生活に取り込む事が出来る人は『開運法の使い方が上手な人』と言えます。

なぜ『信念が強く』という言葉を足したのかというと…言われた事をただそのまま実践する人は、すこし違います。

自分の目的に対してブレる事が無く、見たもの経験したものを素直に受け入れて、日常生活に取り込む事が出来る人。

という事ですね。

信念が弱く目的がその都度ブレてしまう人は、開運法を実践していても、その開運法が目的からズレてしまいますから…。

例えば、恋愛の相手を探しているとします。

女性の場合、良いパートナーと出会う為に必要な事は、社会的地位を高めたり、社交性を高めたりする事です。

単純に『パートナーと出会いたい』という事であれば、行動力やアピール力を高める事が必要になります。

『良いパートナー』と『パートナー』は、全く違う運を上げなくてはいけません。

また、人の縁というのは、自分のレベルに合わせて、縁が出来ます。

つまり、自分のレベルが低い状態で、今までよりも良いパートナーと出会うという事は出来ないのです。

ところが、日常生活に追われていると、自分の目的を忘れてしまい…自分のレベルを上げずに『パートナー』と出会おうとします。

施術したのは、良いパートナーとの出会いに恵まれやすい事を目的にしたのに、パートナーとの出会いを求めても、まともな出会いになる訳がありません。

ビジネスに関しても同じ事が言えます。

流行が『オーガニック』になれば、『オーガニック』を売りにして、ダメだと思ったら『安売り』にする…みたいな感じで、そこに人生の新年が無ければ、目的のものが手に入らないと言訳です。

目的が私利私欲ではない人

この部分に関しては、少し前説明をしなくてはいけません。

ある一定のレベルまでは、私利私欲でも開運法は有効です。

ところが、ある一定を超えてくると、私利私欲が邪魔をする事になります。

欲というのは、凶意と隣り合わせ。

ある程度生活レベルが上がってくると、欲も大きくなっていきます。

ここで一旦冷静になって自分を振り返って下さい。

過去の失敗の原因が、自分の欲によって、引き起こされていると感じませんか?

仏教の世界では『煩悩』と呼び、煩悩は『人の苦の原因』と考えられ、欲望との関わり方が多数説かれています。

確かに『欲』は苦しみの原因になり、さらに凶へ進む原動力となる訳です。

つまり、私利私欲に走り続けると、いつか大凶への道へ進んでしまうという事なんですよね。

また、『欲』というのは、人間の判断力を奪ってしまいます。

例えば『性欲』。

性欲が人間の判断力を奪うからこそ、昔からハニートラップが存在し、どんなに社会的権力を持ち、威厳を持っている人でも、判断力を奪われてしまいます。

『睡眠欲』も、満たされる事が無ければ、人間の判断力はドンドン低下し、間違った道へ進んでしまう…。

当然『私欲』というものも、自分の判断を狂わせ、大凶の道へと進んでしまうという訳です。

感情のコントロールが出来る人

先ほど説明した『私利私欲』と繋がる内容になるのですが、感情のコントロールが出来る人は、本当に『開運法』を上手く使い、『自然界』の力を自分の味方につける事が出来ます。

『感情』も判断力を奪う一つ。

あるお坊さんから聞いた話なのですが、悟りというのは心を乱さないという事ではない、乱れた心を瞬時に平常に戻せる状態の事をいうという事なんです。

つまり、どんな状況にあっても、心を乱さず判断する事が出来る人は、『開運法』を使った時に、効果が表れやすくなります。

その理由は、伝統五術にある『趨吉避凶』という開運法が関係します。

趨吉避凶とは、『凶を避け続ける事で、吉に趣く』という意味で、凶を避け続ける事が出来れば、自然に吉に向って進んでいくのが人生だという事です。

『凶』の特徴で、『凶』は本当に『楽しそう』で、『楽そう』で、『美味しそう』で、心の底から欲しいものに見えてしまうのが、『凶』の原因ですから、そういうものが目の前に来た時に、一旦立ち止まって冷静に判断する時間が必要です。

ところが、感情のコントロールが出来ない人は、ブラックバスのように目の前の『快楽』に飛びついてしまう…。

だから、感情のコントロールが出来る人は、開運法も上手く使いこなす事が出来るのです。

また、開運の大原則は、何か新しいものを追加するのではなく、減らす事から始めるので、この部分でも有利に働きます。

つまり、財運をアップさせる!となった時に、財運アップの何かをするよりも先に、財運を低下させている何かを止めるという事から始めますから、その時にも『感情のコントロール』は開運に有利に働きます。

目新しいものに飛びつかない人

目新しい開運法に飛びつかない人。

つまり、一つ一つの開運法に根拠を持ち、結果を検証する事が出来る人という事です。

日々、新しい開運法が世に出回っています。

それは、進化したものが出回っているのではなく、より簡単に、よりわかりやすく改良されたものが出回っています。

簡単になって、わかりやすくなったのならば、良いんじゃない?と思うかも知れませんが、簡単にするのも限界があります。

特に現代の開運法は、原形を無くしてしまってでも、簡単にしてしまう傾向にあります。

それは、難しいもの、勉強が必要なものは、世に受け入れられず…言葉が悪いですが…馬鹿でも受け入れられるものしか流行しない時代になりました。

根拠を持ち、結果を検証する事が出来る人にとって、それらの新しい開運法ほど、ばかげたものはありません。

私自身も経験しました。

風水の勉強をし始めた、今の皆さんの状況と全く同じ時に、いくつかのなんちゃって開運法を試しました。

ですが、どれも根拠に乏しく、実生活を変化させるものはありませんでした。

数千年も続く文化が、そんな稚拙な訳がない…そう思って、根拠を求めて深く勉強を始めたのが、私の風水師への道の始まりなのですが、根拠を探し、正しく検証する人は目新しい開運法に惑わされる事が減っていきます。

要するに、目新しい開運法に惑わされず、本来の王道とも呼べる開運法に辿り着く…だから目新しい開運法に飛びつかなくなるという訳です。

王道の開運法は、地味なものがほとんどですが、地味なものほど効果が高いので、自然と効果を得る事が出来る環境になっていくんですよね。

まとめ

いかがですか?

皆さんに当てはまりましたか?

『開運法の使い方が上手な人5選』

  1. 開運法を魔法と思わない人
  2. 信念が強く、我が弱い人
  3. 目的が私利私欲ではない人
  4. 感情のコントロールが出来る人
  5. 新しい開運法に飛びつかない人

伝統風水師をしていると『開運法』というものを『迷信』『おまじない』と考える人が多いと感じますが、正しい開運法とは、自分の目的までの道のりを、自然の摂理に合わせる方法という事です。

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伝統風水師 小林蔵道

 東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。

 京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。

 実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。

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伝統風水師 小林蔵道

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