【伝統五術】休日の過ごし方~最大限に活用する方法~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
今回は「休日の過ごし方」について、お話しようと思います。
一年間の中で、休日といえば、定期的な土日祝日、お正月、お盆休みなどがあります。
また、最近は土日祝日を絡めてGWやSWなどを使って、長期休暇がドンドン増える傾向にありますので、こういった休日や長期休暇をどのように活用するのが、開運に適しているのか?
このチャンネルのテーマである「良い人生を作る」事が出来るのか?
という事で、お話していこうと思います。
休日を楽しみながら、開運して「良い人生」を作っていきましょう♪
【日本の休日の概念】
まずは「休日」というものの歴史を簡単にお話しおくと、江戸時代には休日という概念が存在せず、盆や正月、農耕儀礼や年中行事の時に休んでいたとされています。
ですから、地域によってバラツキがありましたし、お天気との関係で当時は「晴耕雨読」が実践されていたそうです。
もちろん、二十八宿や十二建除といった擇日も使われていたでしょう。
その後、明治維新で西洋暦のグレゴリオ暦が導入され、欧米との交易の為に、土曜日の午後と日曜日の終日を休日とするようになったそうです。
キリスト教文化の西洋に日本が合わせに行った事が始まりで、今のような休日のスタイルが取られるようになってきたみたいですね。
そして戦後になり、どんどん休日が増えて今に至るという事で、そもそも日本には長期休暇なんて概念はなかったという事です。
とはいうものの、その部分を変える事は出来ませんから、せっかくある休日を日本人らしく使い、「良い人生」を作る糧にしていこうという事と、休日が増え過ぎた事によって、何をして良いのかわからないとか、気がついたら無駄に過ごしているという声をよく耳にしますので、今回の動画を撮影するに至りました。
経緯はともあれ、現代では年間休日が125日を超える企業が出てきているぐらいですから、上手な休日の使い方で10年間過ごすのと、ぼーっと過ごすのでは、1250日分の差が生まれるという事ですから、人間の本能に合わせて休日を使い良い人生を作る為に使っていこう!という事です。
伝統五術で休日を考える
さぁ、まずは伝統五術で休日を考える…というか、日常生活を伝統五術で考えましょう。
日々の生活を陰陽で考える時、日常と非日常に分けて考えなくてはいけません。
日本の伝統的な文化では、様々な行事を使い日常と非日常の区別をしてきました。
それが、日本人にとって、幸せと繋がると考えたからでしょう。
基本の盆と正月、五節句に非日常として、晴れの日を作っていたという事です。
盆というのは8月13日~16日までの4日間。
正月は、三が日の3日間。
五節句というのは、1月7日人日、3月3日上巳(じょうし)、5月5日端午、7月7日七夕、9月9日重陽(ちょうよう)。
という事で、1年間の中で、非日常を7回以上。
以上というのは、それぞれの町や村で縁日が行われていたという事です。
昔は旧暦で過ごしていたとか、休日は取っていなかったとか、あるかも知れませんが、3ヶ月に2回ぐらいのペースで非日常を作っていたという事ですから、その位のペースで非日常を作るように皆さんにお勧めしています。
実際に僕自身も3ヶ月に2回ぐらいのペースで、非日常的な時間を作るように心掛けています。
娯楽の少ない江戸時代と、現代では、非日常の作り方が違ってしまうのは、仕方がありませんので、現代的な非日常を年間7回程度とるように心がけましょう。
日常と非日常
日常と非日常を考えたとき、人生に対して強く影響を与えるのは、圧倒的に日常です。
つまり、日常生活の中で、皆さんが日ごろ何をしているか?ということが、人生には重要だということですが、非日常にはより高い質の日常を生み出す力がありますから、休日を非日常として活用することが望ましいということです。
非日常というのは「日常に非ず」ですから、どんな事でも構いませんから、日常に無い事を率先して行うようにしましょう。
その行動が、質の高い日常を生み出してくれるのです。
つまり、毎日山に登っている人にとって、登山は日常ですが、そうじゃない人にとっては、非日常となる訳です。
そして、山登りの中でエネルギーを蓄え、日常に発散するということに繋がるというわけです。
要するに、いつもと違うことをする事によって、日常に対して刺激を与えられるということです。
ただし、どんな非日常でも、頻繁に行いすぎると「日常」となってしまいますから、節度を保つように心がけてください。
おすすめの休日の使い方
では、おすすめの休日の使い方に入っていきます。
あくまでも個人によって、違いますから、自分の持つ日常と比べて活用するようにして下さい。
東京ディズニーランドで働いている人にとって、ディズニーランドは非日常になりませんからね。
伊勢の神宮を参拝
僕にとっては、日常となりつつある神宮参拝ですが、年に1回~2回は参拝することをお勧めします。
伊勢の神宮は、神宮の中でも、かなり強力な巒頭風水の中にありますから、パワースポットとしてかなり優秀です。
また、おかげ横丁やおはらい横丁も、非日常を味わうのに良い環境ですよね。
少し手間がかかりますが、御垣内参拝も、神聖な御垣内の空気を感じることができるので、すごくお勧めです。
初体験する。
どんな事でも構いませんから「初体験」を試みましょう。
農業や海や湖での魚釣り、DIY、森林浴や音楽鑑賞など、なんでも構いませんから、日常に無い刺激を取り入れるようにしましょう。
例えば、僕の場合、ハードロックやヘビーメタル好きですから、クラシックを聴きに行ったり、ディズニーオーケストラを聴きに行ったりします。
そうすることで、今までになかった発見をすることができて、日常に対してよい循環を生み出してくれるんですよね。
環境だけを変えて何もしない!
これは、いつも忙しいと感じる人にお勧めです。
何もしない、というのは一つの行動です。
旅館などを予約して、何もしない為に泊まりに行く。
これは今でもたまに、僕自身も実践することです。
旅館では難しいかもしれませんが、電波が届かないところに行くのも、かなりお勧めです。
僕はキャンプが趣味ですから、たまに山奥の電波が届かない場所に籠ります。
これも、今まで自分に見えていなかった部分がたくさん見えるので、かなりお勧めです。
徹底的な断捨離
断捨離は、陰陽でいうと陽の行為で発散を表しますから、非日常と同じエネルギーを持ちます。
一日かけて、徹底的に断捨離することで、より強い非日常を作り出せるというわけです。
また、断捨離は日常の中のエネルギーの無駄遣いを防いでくれますから、一石二鳥で自分のエネルギーに刺激を与えることができるので、おすすめです。
飛行機で違う季節の場所に行く!
関西の人は、沖縄や北海道に行って、関西とは違う空気を味わいましょう。
そうすることで、日常と非日常のスイッチを簡単に切り替えることができます。
何連泊もする必要はありません。たとえ1泊、日帰りでも、非日常を作ることができますから、すごく簡単ですから、ぜひ試してください。
運気のメンテナンスをする。
非日常を作るのは、年間7回~8回程度にして、残りの休日で運をメンテナンスすることを忘れないようにしましょう。
運気って、本当にメンテナンスが必要です。
・パワースポット
・入浴
・睡眠
特に運気が低迷を始めると、パワースポットに行くのが億劫になったり、睡眠時間が短くなっていたり、入浴もシャワーの回数が増えていたりしますので、休日をうまく使ってメンテナンスをするようにしましょう。
長期休暇の使い方
長期休暇は長期休暇で使い方に注意点があります。
今日の話は、皆さんがこのチャンネルの動画を見て、本当の開運法に取り組み、日常生活に変化を起こそうとしている、または起こしている最中の方を対象にお話しします。
長期休暇というのは、悪習慣を断ち切るのに有効です。
理由は、今までの習慣が崩れるから。
日常の中の「やめたい」と思っている悪習慣を断ち切るには、絶好のチャンスだということです。
例えば、ゲームに依存してしまっている…そんな時も、運気をメンテナンスする、非日常を作ることで、ゲームの時間が無くなる場合があります。
この自然の行動を、習慣を断ち切るのに使うということです。
逆のことも言えます。
新しく取り入れた良い習慣が、長期休みによって崩されてしまう。
特に良い習慣が断ち切られるのは、あっという間に断ち切られますから、十分に注意して長期休暇に入るように心がけましょう。
まとめ
本日は休日の過ごし方に焦点を当て、充実した休暇を過ごすための開運方法をご紹介しました。休日は日常とは異なる非日常を作り出す大切な機会です。
非日常を生かすことで、日常生活に新たなエネルギーをもたらし、良い人生を構築するための助けになります。
古来の風習に倣い、年に数回は特別な日を設けて、日常の枠を超えた体験を積極的に行うことが重要です。
また、長期休暇を活用して悪習慣を断ち切り、良い習慣を育むことも開運には欠かせません。この休暇期間を利用して、運気のメンテナンスを行い、自己のエネルギーを再充電することで、日々の生活に活力をもたらすことができます。
さらに深く学びたい方は、私の著書「本物の風水の話をしよう!」もぜひ手に取ってみてください。
ご自身の生活環境を整え、運気を向上させるための実践的なアドバイスが満載です。
本日の動画を通じて、休日を有意義に過ごし、より良い毎日を築くヒントが得られたことを願っています。小さな一歩が積み重なって、大きな開運へと繋がります。休日だけでなく、毎日を大切にし、積極的に行動することで、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。
それでは、また次の動画でお会いしましょう。動画の内容がお役に立ったら、ぜひチャンネル登録をお願いします。皆さんの日々に幸運が満ち溢れるよう、風水の力を最大限に活用していきましょう。ありがとうございました。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。