【伝統】『幸せ』ってなに?~自然な幸福を求めた日本人~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
『幸せになりたい!』
誰もが思う事ですよね。
私達、『伝統風水師』は、お客様の『幸せになりたい!』を、叶えるのが仕事なのですが、幸せのあり方は千差万別ですので、幸せを『定義』しなくてはいけません。
この幸せの定義が、開運の第一歩、幸せへの近道といっても過言ではありません。
一般的な幸せの定義
一般的に幸せの定義は
幸福とは、心が満ち足りていること。人間は古来、幸福になるための方法に深い関心を寄せてきた。 幸福についての考察や、幸福であるためにはどのような生き方をすべきであるか、その方法論を提示した文章・書物は「幸福論」と呼ばれている。幸福を倫理の最高目的と考え、行為の基準を幸福におく説を幸福主義という。
ウィキペディア
一般的な幸せの定義は『心』に重きが置かれているようです。
確かに、心の満足度と人間の幸せは、深い繋がりがありますよね。
では、『お金』の存在は、人に幸せを与えないのでしょうか?
お金で得れる幸せもあるでしょうが、お金で劣等感が高まる事があります。
(風水の原理原則です。後述します)
一つの例をご紹介します。
満足できない夢の一戸建て!
一戸建てを購入するのが、大きな夢のご夫婦。
念願のマイホームを3000万円(全国平均価格)で購入!
しかし5年後には劣等感で一杯になってしまったという話です。
なぜ劣等感で一杯になってしまったのか?
答えは簡単で、平均物件価格が6000万円の高級住宅街に、マイホームを購入したから・・・。
これも、風水の原理原則。
五術的な幸せの定義
伝統五術は、人に幸せをもたらす最善のスキルと私は思っています。
五術的な『幸せ』の定義は、『六神のバランス』にあるとされています。
六神とは
伝統風水師 小林蔵道
人間に必要な、自分を含む六つの自然現象のこと。
六神には、互いに影響する相生と相克のサイクルが存在する。
六つの自然現象を簡単に説明すると
- 自分自身
- 友人(利害関係が無い)や兄弟姉妹との関係。
- 自分の起こす行動や発言。女性にとって子供の存在。
- 財産や資産。物欲が満たされる対象。結果。
- 社会的地位や権威、権力。組織との関係。他人との差異。
- 思想や思考、考え、知識、心身の健康状態。家族の存在。
となります。
これらをバランスよく命式(宿命)に合わせて、得ている事が、『幸せの条件』とされています。
当たり前の事ですが、『お金』だけで『幸せ』を作る事は出来ませんし、『権威』や『権力』だけで『幸せ』を創る事も出来ないという訳です。
幸せ(六神)の相生
これらの要素2~5は、相生といって、循環する関係にあります。
つまり『2.友人や兄弟姉妹』との関係が、『3.自分の起こす行動や発言』を生み出し、『3.』は『4.財産や結果』を生み出します。
そして、この相生のサイクルを利用して、『幸せのエネルギー』をドンドン高めていくのです。
幸せ(六神)の相剋
注意しないといけないのが、弱めあう『幸せのサイクル』です。
弱めあうサイクルは『相剋』と呼ばれています。
『2』は『4』を弱め、『3』は『5』を弱めるのです。
つまり『兄弟、友人』の存在は、『財産・お金』を弱め、『自分の起こす行動や発言。女性にとって子供の存在。』は、『社会的地位や権威、権力。組織との関係。』を弱めるという訳です。
風水的『幸せ』
つまり、どれか一つの要素を満たしたとしても、風水的な『幸せ』とは、ならないのです。
また、どこか一つの要素に特化してしまった時に、『幸せの和』は崩れてしまいます。
崩れてしまうと人は『虚しい(むな)』と感じたり、『劣等感』を感じたり、『自信』が持てなかったり、『卑屈』になってしまったりする訳ですね。
マイホーム購入の事例
一般的な価格帯のマイホームを購入したが、『劣等感』が生まれてしまった・・・。
この例を、『風水的幸せサイクル』に照らし合わせてみます。
『④マイホーム=資産、財産』と考えます。
『4』が上がる事で、『5他人と比べる』という感覚が上昇します。
更に『4』が上がる事で『6』は、相剋されますので、自己肯定感が下がってしまいます。
従って、せっかく3000万円もする物件を購入したにも関わらず、物件平均価格6000万円の高級住宅街を選んでしまったばかりに、周囲と比べると、自分の『夢』が小さく感じてしまいます。
注意)宿命によって、象意の表れ方は違います。あくまでも一般論とお考え下さい。
まとめ
要するに六神の中の、5つの要素を平均的に手に入れている状態を『幸せ』と考えています。
何か一つに特化する・・・。
その時は良くても、長い目で見た時に、必ず問題が出てきます。
また、人間の人生には、『時間概念による価値観の変化』が必ず起きます。
今は良くても、将来はどう考えているかわかりません。
未来の自分の価値観や感情なんて、わかるはずがありません。
だからこそ、古人は子孫の為に、『幸せの定義』について、残してくれているのでしょうね。
また『先人の智慧』を、現代に生かす事が、1番の『幸せへの近道』になるでしょう。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。