【四柱推命】相性を考える~良い人生に必須の異性との関係~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
伝統風水師という仕事をしていると
- 自分と彼(彼女)との相性はどうですか?
- 旦那様(奥様)との相性は?
とよく聞かれますので、今日は『相性』というものについてお話しますね。
四柱推命的な異性間相性とは
四柱推命的な相性とは、お互いの性質が、どのように関係し合うかを言います。
命運に『良い』『悪い』というのが無いように、相性にも『良い』『悪い』はありません。
ガッカリしましたか?
でもね。
相性に『良い』『悪い』が無いという事は、お互いの努力によって、必ず『幸せ』になれるって事なんですよ。
お互いの関係性には、大きく分けて2パターンあります。
- 身の強さ
- 五行の関係
身の強さについて書いた記事があるので下記に張っておきますね。
では、身の強さでの相性と五行の相性を確認していきましょう!
身の強さでの男女の相性
『身=自分』の強さで、相性を確認する事が出来ます。
何度も同じ事を言いますが、良い&悪いではありませんよ!
強い人と強い人
自分自身が強い人同士の場合は、どうしても喧嘩が多くなってしまいます。
『我VS我』の戦いですので、お互いに一歩も譲らない傾向にあります。
相性を良くする秘訣
強い人同士の相性をよくする秘訣は
- 適度な距離感を保つ事
- お互いがお互いを優先する意識を持つ事
長時間、同じ空間にいる事で、火花が飛び散りやすくなります。
時に強い人同士となると、一気に燃え上がり、一気に冷める傾向が強いので、距離感を保つ事が、長く『愛』を続ける秘訣ですね。
男性が強く女性が弱い時
男性のエネルギーが強く、女性のエネルギーが弱い組み合わせの時は、男性中心の夫婦(カップル)なってしまいます。
女性がものを言えなくなってしまう…という事が考えられます。
相性を良くする秘訣
男性は、女性の立場をとことん考えるように心掛けます。
相手が何を考えているのか?
何を望んでいるのか?
考えすぎと思うぐらいが、ちょうど良いでしょう。
女性は、自分自身の思いを、はっきりと言葉にする練習をしましょう。
エネルギーの弱い女性は、全てを溜め込んでしまいます。
その都度、その都度、発散しないと、一気に爆発してしまいますよ!
女性が強く男性が弱い時
先ほどとは逆で女性が強くなりすぎているパターンですよね。
男性は、あまり思いを表に出さない傾向がありますので、女性から見ると何を考えているのかわからない・・・という事になりがちです。
相性を良くする秘訣
女性の言葉の数を減らし、男性の言葉の数を増やす事を意識しましょうね。
両方が弱い時
なかなか見かけないカップル(夫婦)ですね。
見かけないのは、相性が悪いからではなく、お互いに『アプローチ』が無いために、カップルとして、成立しにくいんでしょうね。
この場合は、お互いがお互いの事を考えるので、基本的に末永く続けやすいかも知れません。
ただし『情熱』の部分は、お互いに掛けているため、冷めたカップルに感じられてしまうかも知れませんね。
相性を良くする秘訣
基本時に、自然で良いんじゃないかな~って感じです。
強いていうならば、2人とも周囲に『流され』ないようにしましょうね。
五行の関係の男女の相性
赤丸印に、入る漢字同士の関係で、相性を見る事が出来ます。
しつこいですが、良い悪いじゃないので…。
同じ漢字が入る場合
同じ漢字が入る場合(五行も)、価値観が似ているので、趣味趣向が似ている事が多いです。
しかし、これが良い事なのかと言いますと、そういう訳でもありません。
視野が狭くなってしまい、広い世界観を持つ事が難しくなりますので、2人で意識して、外の世界を学びましょう。
一方がもう一方を生み出す関係
共依存関係になりやすい。
喧嘩などは、それほど多い感じはありませんが、一方が疲弊してしまう可能性はありますが、それが個性と考えても良いでしょう。
解決法としては、生み出される側は、依存し過ぎないように心がけ、生み出す側は、生み出し過ぎないように心掛ける事が必要になります。
真逆の関係
五行の性質が、真逆になる関係の場合、小さな事での衝突は、多いかも知れません。
しかし、裏を返すと、真逆の意見というのは、各々の価値観を広げてくれます。
広い視野を持つことは、開運にもかなり有利に働きます。
解決法は、お互いに頑固になりすぎず、お互いを受け入れる事となります。
四柱推命 最高の相性とは?
古代中国では、皇帝が皇后を娶る時に、子孫の発展を願って四柱推命を活用したとされています。
古くから伝わる歌訣十五ヶ条の中にも、『擇偶』を重要視していますので、相性の良い妻、相性の良い夫と結婚する事が大切だと言っています。
つまり、古代人にとっても、恋愛対象との相性を判断する技術が必要だったという事です。
ですが、現代の相性と古代の相性は、少し考え方が違ったように感じます。
男性を選ぶ時は、正しく女性を守る事が出来るのか?お金の部分で不自由する事が無いのか?
女性を選ぶ時は、家庭を守る事が出来るのか?子宝に恵まれる健康体を持っているのか?
という事で選んでいたようです。
現代の相性は、喧嘩が少ない、お互い仲良くできるという事で、相性としていますよね。
最高の相性とは
『最高の相性』というのは、自分自身で作り上げていくものであると考えます。
命式(四柱推命)上で、同じ五行の性質となれば、喧嘩は比較的少なくなるでしょう。
ですが、そこにはお互いの成長がありません。
男女の相互関係によって、お互いが成長し合える関係こそが、最高の相性。
命理術や卜術(易やタロット等)で、いくら良い相性となっていても、互いに成長し合えなければ、いずれ破綻に向かってしまうでしょう。
最高の相性は、2人で築くもの!
まとめ
異性問題は、人間にとっての、永遠のテーマかも知れませんね。
全てのパターンに共通する事は
- 『お互いにお互いを尊重し助け合う』
- 『相性に吉凶は無い!』
- 得意、不得意を充分に理解し、無理なく前に進む事
いかがでしょうか?
仲が悪くなると『相性』のせいにしたり、『御まじない』に頼ったり、したくなる気持ちは、よくわかりますが、それでは何も前に進まず、同じ事を繰り返してしまうだけです。
人生の繰り返しを、吉に変えるのはあなたしかいませんよ!
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。