9/17放送の『キメツケ』ベランダを風水でDIY!
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
ベランダを風水で考える時の基本をお伝えします。
最近、ベランダDIYをおしゃれにDIYしたり、ベランダにウッドデッキを置いてみたりするのが流行っているみたいですね。
ベランダを風水的に考える時、まずは建物の風水基礎知識が必要になります。
建物の四神相応
風水が良い建物の基本中の基本が『四神相応』と呼ばれる概念です。
建物を中心に、左右背面前面に何があるのか?が重要視されます。
建物は、三方を建物(塀や山も含む)が囲み、正面がオープンスペースで広く清潔に開けている状態が吉とされ、四神相応と呼ばれます。
更に、オープンスペースの向こう側に建物(案山)がある状態。
これが基本中の基本となります。
この基本ベースを前提にベランダ作りを考えましょう!
一戸建てのベランダ
一戸建てのベランダは、建物によって、どこについているか様々です。
北向きの家の場合、ベランダは背面の南側についている場合が多いですし、建物が南側を向いている場合は、ベランダも同じように南に作ったり、東につくったりします。
ですので、重要な事は、ベランダがどこについているのか?
で、DIYなどの造作をする場合の注意点が変わってきます。
建物の向きと同じ場合
建物の向きと同じ場合は、オープンスペースということなので、外からの光や空気が充分に取り込めるようなデザインが好ましいです。
風水では、日光や空気の流れを重要視します。
ですので、外から見られるのが嫌だから・・・と『すだれ』『ラティス』などで目隠しする事はお勧めしません。
このエリアは財運を表すので、入ってくる財を妨げるといわれています。
建物に向かって左側
向かって左側の事を専門用語で『白虎』と言います。
陰陽で考えると『陰』のエネルギーの強い場所で、間違った造作をすると、その家の女性に凶作用が及ぶと言われています。
陰気ということなので、日光や空気の流れを好みません。動きが無いデザインが良いと言われています。
『すだれ』や『ラティス』などで目隠しをし、落ち着いた色使いがいいかもしれませんね。
建物に向かって右側
右側は専門用語で『青龍』といい、陰陽で考えると『陽』の気が流れる場所とされています。
このエリアは、男性を象徴しますので、間違った造作をすると男性に凶作用が及びます。
先ほどとは逆で、陽気ということなので、日光や空気の流れを好みます。
デザインも少し華やかで、動きのあるものが良いと言われています。
例えば、動物の置物や風で揺れる風車などがデザインされているものがいいかもしれませんね。
建物の背面
背面は、『玄武』と言われ、陰陽で考えると『陰』を表し、このエリアは『家族の和合』を象徴すると言われています。
間違ったDIYをすると、家族の仲が悪くなったり、家族が病気になったりすると言われています。
このエリアも、光や空気の動きが少ない方が良いとされていますので、落ち着いたデザインが好ましいです。
間違っても、噴水(ウォーターファウンテン)や水槽を置いてはいけません。
出来るだけゆっくり時間が流れる空間を創るのが良いかもしれませんね。
ベランダDIYの注意事項!
今回の話は、内家巒頭風水の概念でお話しています。
本来の風水は、他にも複雑な理気風水の影響も受けていますので、もしDIYをして『体調が悪い』『疲れやすい』『支出が増えた』『収入が減った』などの象意が現れた場合は、すぐに撤去して下さい。
建物は、人間の潜在意識に様々な影響を与えています。
住人に意識が無くても、人間の本能が、潜在意識で感知し、様々な象意へ導きます。
迷信だと思わずに、自然との調和を考えましょうね。
この四神相応の概念に、東西南北の概念が含まれているかのように言われがちですが、この場合は関係ありません。
これは歴史をしっかりと振り返ればわかる事ですが、大きな間違いです。
まとめ
建物のエリアには、それぞれの意味や役割があり、それにあわせてDIYする事で、より快適な住空間が出来上がります。
住空間は人間のエネルギーの源。
お掃除するのは当たり前ですが、お掃除だけじゃなく住みやすく心休まる住空間を目指したいですね。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。