伝統風水に通ずる古人の教え!~古人の教えは災害から身を守る~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
人間は、古来から『自然との共存』を試みて来ました。
現代人は、少し『自然との共存』という考えが薄くなって来ているのでは?
と感じる事があります。
2014年の広島 土砂災害と言い、2011年の東日本大震災。
ニュースを見て改めて【伝統】の大切さを痛感しました。
広島県 安佐南区八木地区 の土砂災害
災害のあった安佐南区八木地区の事で、一時期話題になったのが地名。
古人たちは土砂災害の警告をする為に「八木蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」としていました。
蛇落地悪谷という名前だけでも、悪そうな感じがしますよね。
意味は、
『蛇のような大粒の雨が降る。そして地盤が弱く、地が落ちてくる谷』
となります。
要は人間が住むには適していない地域だという事を、地名とし、子孫に伝えていたんですね。
地域を地図と写真で確認!
上記地図では、どのような地形に建てられているのか判断する事が出来ません。
国土地理院のホームページにある、地形図で確認すると
等高線が細かく入っています。
という事は、それだけ傾斜の強い場所を、住宅地としているという事がわかります。
それだけではありません。
丸印は、深い谷になっています。
『谷』は、風水でも凶地とされているのです。
伝統風水で看る!
風水で、傾斜の激しい山は、動きの大きい龍と考えます。
傾斜が激しい龍という事は、高すぎるエネルギーを持つ山として考えますので、もちろんですが、人が住むには適しておりません。
そして、エネルギーは『上から下』へ流れます。
山の頂上から、住宅密集地に流れ込むと見ます。
このように、被害地を確認すると、かなりの急傾斜地に、住宅地が造成されています。
動きの激しい龍が、造成の為に、地盤を固められ、身動きが出来ない状態になります。
そして、大雨や台風、地震などを切欠に、一気に龍が暴れだす…。
地面の土が見えているところを『赤龍』と呼びます。
赤龍とは
伝統風水師 小林蔵道
赤龍とは、龍が血を流し苦しむ様子。
この場合の『龍』というのは、山や山脈を表す。
谷を中心に被害が広がっているんですね。
主な原因は?
今回のような災害に発展した原因は何なのでしょうか?
私は『科学を過信した人間の欲』であると考えています。
というのも、この地域は『 八木蛇落地悪谷→八木上楽地芦谷→八木 』、このように地名を変更して来ました。
なぜでしょう?
土地が売れずに、人が集まって来なかったから・・・という事ですよね。
もともとの八木蛇落地悪谷の名前が残っていれば今回のような災害は起きていたにしても、犠牲になる方は少なかったのでは・・・と思ってしまいますね。
売却する為に、地名を変えたとしても、『伝統風水師』の目は誤魔化せないという事です。
先日の風水鑑定現場も、そうでした。
上記物件は、宅内の風水は良かったのですが、宅外(巒頭)がよくありませんでした。
結果、選ぶ事は出来なかったのですが、後日わかったことがあります。
それは『土砂災害警戒区域』だったのです。
まとめ
古人は、現代人に対して、嫌がらせで警戒を促しているのではありません。
古人の言い伝えを守り、正しく伝統を理解し正しく実践する事で、災害や事故に合う確率は格段に下がります。
古人の残した偉大な伝統を大切にしていきたいですね
災害から身を守る安全な『吉地』を探した方は、是非下記でお問合せ下さい。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。