家を買ってはいけない年齢と時期~一覧表~

こんにちは!

大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。

『一生に一度の大きな買い物、買ってはいけない時期や年齢だけで…大失敗。』

そんな目に遭いたくないと思う方も多いのではないでしょうか?

でも、何を気にしたら良いのかわからない…ですよね?

気にするべきものと、気にしなくても良いものを徹底解説します!

厄年

厄年を気にされる方…特に年配の方が多いような気がします。

厄年というのは、平安時代から続くとされていますが、実は出典がハッキリしていないのです。

・人間の健康状態の年齢による変化の節目。
・人生の節目となる年齢。
・単なる語呂合わせ『42歳=死に』『33歳=散々』など。
・江戸時代の暦に記載されていた。

と研究者によって、見解が様々です。

共通しているのは、民間信仰だという事ぐらいなんですよね。

つまり、信憑性が限りなく薄い…という事になります。

空亡(天中殺)

空亡(天中殺)を、恐れる方も多いのではないでしょうか?
天中殺という文字が恐ろしい…

実際に命理鑑定士の中にも、恐れる人が大勢いますので、当然一般の方も恐れてしまいますよね。

そもそも空亡というのは『力を持たない十二支』という意味です。

伝統五術で時間を表すときに『十干』と『十二支』を使うのですが、十干を天の気、十二支を大地の気と喩えられます。

つまり、十干は『陽気』となり、十二支は『陰気』なり、陰陽は交わる事で、力を発揮するという事なのです。

ですが、十干は10種類、十二支は12種類ですので、必ず2支余る訳です。

ただ、それだけの事です。

もう一つ、付け加えるとすると『空亡』には、吉を弱め、凶も弱めるという作用があります。

つまり、吉でも凶でもない!というのが、古典などによる正しい情報なのです!

『家を建てる』や『家を購入する』という行為に対して、空亡という物だけで判断する事は出来ないんですよね。

【豆知識】
もし、空亡を本当に避けるとしたら…。
年の十干十二支に対してだけじゃなくて、日の十干十二支に対する空亡も避けないと、合理性に欠けるんですよね。

ちなみに、私のクライアント様で『空亡』だという事を理由に、凶!となった方はいません。
思い込んでいる方は、おられますが、本当は別の理由があるんですよね。

大殺界

大殺界は、細木数子さんが作られた『六星占術』の中の概念ですね。

まず、大殺界というのは、四柱推命の空亡のロジックを利用して作られたものです。

また、生まれた時間による推命がない事や、四柱推命でいう特殊各局の判断がない事、限りない数の命運が存在する中で、大衆にわかりやすくする為に18種に分類した事などから、命理学として捉えるには、曖昧な部分が多すぎる。

その為、大殺界(空亡)から受ける影響を正しく判断する事が出来ない。

つまり、気にした所で本当の『自分と運の関係』を、知る事が出来ないんですよね。

冲太歳

生まれ年の十二支に対する真反対の関係を言います。

この概念は、6歳から12年ごとに訪れる厄年に、よく似た概念になります。

つまり6歳、18歳、30歳、42歳、54歳、66歳…となります。

この年は『衝突』に関する事が、起きやすいとされ忌み嫌われています。

実際に『家を建てる!』という意味で、考えると良くも悪くも判断が難しいのが事実です。

つまり『冲太歳』だからという事だけで、判断する事が出来ないという事になります。

三殺(歳殺)

三殺の中の一つを歳殺と言います。

三殺は、擇年や擇方、つまり年や方位の判断をする時に使う概念の一つです。

申子辰年生まれ=未年
巳酉丑年生まれ=辰年
亥卯未年生まれ=戌年
寅午戌年生まれ=丑年

が歳殺の年になります。

この年は、建物の建築や引っ越しに向いていないとされ、犯せば強盗や盗人に遭いやすくなるとされています。

もし、プロの鑑定士に依頼せずに、建築を考えたり、家を買ったりするのであれば、これらの年は避けた方が良いでしょう。

家族全員の生年を見る必要はありません。

一家の主人の生年を見て、判断するようにしましょう♪

生まれ年冲太歳歳殺

個人の運気

何と言っても、個人の運気が一番大切です。

家を建てる、家を購入するいうのは、『財星』の働きを強めます。

最近は、実感がないかも知れませんが、家を建てる、家を購入するというのは、普段の生活では考えられない大金数千万円が移動する訳です。

財星による影響を強く受けてしまうのは当たり前ですよね。

その影響が、悪く表れてしまう年というのは、避けた方が良い年として考えるべきです。

ですが、残念な事に、その年の判断は、正しく命理学に精通した人にしかわからないのです。

まとめ

結論でいうと、『家を建てる年』や『家を購入する年』は、気にした方が絶対に良い!と言い切れるのですが、一般の方が、一朝一夕で判断できるほど命理学は簡単では無いのです。

例えば今日ご説明した『空亡』。

この空亡にも『年空亡』『月空亡』『日空亡』『時空亡』…さらに大運(10年単位)の空亡などがあります。

今回、出てきていない干支同士の組み合わせも考えなくてはいけませんし、建物の向きによっても、建てても良い年や建ててはいけない年があったりします。

『家を建てる』というのは、大きな節目であり、大きな買い物です。

何を失敗とし、何を成功とするのか…それは定義によって変わりますが、せっかくの節目を時期や年によって台無しにしないようにして欲しいと思います。


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伝統風水師 小林蔵道

 東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。

 京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。

 実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。

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