【質問】四柱推命って何ですか?~統計学?本当に当たるの?~

2021年9月20日

こんにちは!

大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。

『四柱推命って何ですか?』

占いや統計学の一種という人もいるし、そうじゃないという人もいるし…。
一般の方には、なかなかわかりにくい部分かも知れませんので、少し細かく説明しますね。

そもそも四柱推命とは?

四柱推命(しちゅうすいめい)という呼び名は、日本独自の呼び方で、古典の中に『四柱推命』という言葉は出てきません。

本場の中国では『子平推命』『八字子平』『生辰八字』などと呼ばれています。

で、そもそも四柱推命ってなんなのか?という事ですが、生年月日時(生まれた瞬間)の自然万物からの影響を読み解く技術です。

つまり、人間は生まれる瞬間の自然エネルギーから、あらゆる影響を受け、性格や体質などが決まる為、それらを読み解く技術の事を言います。

【風水研究】
2015年にケンブリッジ大学の研究で、生まれる季節によって、人間の体質に違いがある事がわかったと発表された。
妊娠中の日光の量が、原因ではないかとコメントしている。
Season of birth is associated with birth weight, pubertal timing, adult body size and educational attainment: a UK Biobank study.

DOI: 10.1016/j.heliyon.2015.e00031

【伝統風水師の見解】
季節=天体から受ける影響と考えると、夏生まれと冬生まれで、体質に差があっても可笑しくはない。

どうやって読み解くの?

伝統五術の世界では、時間にエネルギーがあると考えられています。

古人たちは、そのエネルギーを、十干(天干)と十二支(地支)の漢字に意味を持たせ、時間エネルギーの質を読み解く事を可能にしました。

十干(じっかん)とは
天干とも呼ばれる。
十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素からなる集合。

十二支(じゅうにし)とは
地支とも呼ばれる。
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称である。

十干と十二支の組み合わせによって、年、月、日、刻のエネルギーが表される。(干支暦という)

例えば、2021年9月20日21:30の場合、干支暦によると辛丑年、丁酉月、辛未日、戊戌刻となります。

十干(土)辛(金)丁(火)辛(金)
十二支戌(土)未(土)酉(金)丑(土)

時間を表す十干十二支(六十甲子)の相互関係によって、エネルギーの強さや質、量が変わります。
例えば、2021年9月20日21:30のエネルギーは、『金』のエネルギーが強いと考える。

また、四柱推命を少し勉強すると『通変星』や『十二運』『蔵干』などが出てくるが、全てこの八字の組み合わせから読み解いたものです。

四柱推命は統計学ですか?

四柱推命や風水、卜術などに対して、統計学であるって、一体誰が言い出したんでしょうね。

四柱推命は、統計学ではありません。

統計学とは
統計に関する研究を行う学問である。経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす。統計的手法は、実験計画、データの要約や解釈を行う上での根拠を提供するため、幅広い分野で応用されている。

Wikipedia

四柱推命が、統計学であるならば、古典の中に統計が出てきそうなものですが、一切出てきません。
また、統計というのは、研究などの一つの手法であり、学問として考えるのは少し違いますよね。

私は、四柱推命を『自然界の中の人間』を知る為の学問であると考えています。

春はどんな事が、自然界の中で起き、それが人間に対してどのような影響を与えるのか…という事を追求した学問です。

現代の研究の中でも、冬場は人間の活力が低下し、冬季ウツになりやすいとされています。
古人も、人間と自然の摂理には、深い関係があると考えたのでしょう。

つまり、人間がどうあがいても勝つ事のできない自然から、どのような影響を受けているか確認する為の学問なのです。

四柱推命は、統計学ではなく、命理学なのです。

四柱推命には流派があるのですか?

四柱推命に流派はありません!

日本では泰山流や高木乗流などありますが、源流として考えるのは古典です。

自分たちの思想や哲学を交えて、四柱推命の理論を変えるべきでは無いと考えています。

四柱推命の歴史や古典を勉強していけば、理解できると思いますが、四柱推命はあくまでも学問なのです。

学問の中に、派閥はあれど、流派の存在はおかしいですよね。

四柱推命は当たりますか?

開運と言う言葉を使うと占いをイメージされてしまいますが、開運とは四書五経の様な書物から学び、実践し、道を切り開く事を言います!
開運と言う言葉を使うと占いをイメージされてしまいますが、開運とは四書五経の様な書物から学び、実践し、道を切り開く事を言います!

『先生!すごいです!ピッタリ当たっています!』とよく言われます…汗。

  • 病気になる時期
  • 警察に捕まる時期
  • 夫婦仲が悪くなる時期
  • 子供との縁
  • 兄弟との縁
  • 両親との縁

などなど、四柱推命でわかる事は、たくさんあります。
なので、クライアント様からは驚かれる事は、日常茶飯事です。

ですが、四柱推命の本質は、当たる当たらないでは無いのです。

『自然界の中の己を知るツール!』なのです。

命理学の中には『立命』や『改命』『造命』といった言葉があります。

全て同じような意味なのですが、『宿命』を変えるという意味があります。

四柱推命で『己を知るツール』とお話しましたが、実際は己を知る事によって、未来を変える為のツールなのです。

人間は、生まれ持った性質や無意識下に潜む性格などに縛られているのです。

『己』を知らずに、未来は変えれない!という事です。

四柱推命は占いと何が違うのですか?

確かに日本では、四柱推命も風水も占いの一種と考えられていますね。

ですが、正しくは占いとは少し違います。

四柱推命や風水、占いなどは、『伝統五術』と考えられています。

伝統五術とは『命術』『相術』『卜術』『山術』『医術』と分類されています。

その中の『命術』に、四柱推命は分類され、『相術』に風水が分類されます。
そして『卜術』に占いが分類されます。

簡単に五術を説明しますね。

『命術』は、人間の先天的な要素を見る技術。
四柱推命や七星四余、紫微斗数などがあげられる。

『相術』は、人間の後天的な要素を見る技術。
伝統風水や人相、手相、名付けなどがあげられる。

『卜術』は、瞬間のエネルギーから見る技術。
断易(五行易)、周易、六壬神課などがあげられる。

『山術』は、現代でいう予防医学のような技術。
気功や房中術(男女の関係)、食養などがあげられる。

『医術』は、現代でいう医学。
鍼灸や漢方(山術とする場合もある)などがあげられる。

本来の占いは『卜術』に該当し、四柱推命は『命術』に該当しますので、少し違いますよね。

もっと簡単に説明すると、卜術は近い未来を変える技術です。

四柱推命は、遠い未来も含めて変える技術と思って頂ける良いかも知れませんね。

まとめ

四柱推命…占い?というような素朴な疑問にお答えしてみました。

どこで聞いたらわかるのか?
誰に聞いたらわかるのか?
何が本当の話なのか?

という感じで、わからない事だらけの世界かなと思いまして(笑)

私自身も、この世界に入る時に、何人も何人もの鑑定士さんとお会いさせて頂いて、本当の話を見極めるのが本当に難しかったです。

という事で、またこんな事が知りたい!というのがございましたら是非コメントでお知らせください!