【伝統風水】本当の観葉植物の使い方~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
今日は『観葉植物を使った風水』について。
観葉植物の種類で、象意(起きる出来事)が変わると思いますか?
答えは『変わる』
ただし!
そこまで影響力は強くありません。
という事で、観葉植物について、自然の摂理に合わせて、考えていきます。
内家巒頭(形から受ける影響)
人間は、あらゆるものの形から、様々な影響を受けています。
そして、観葉植物といえば『葉』ですよね。
もちろん花が咲くものもありますが、基本は『葉』と考えた方が良いでしょう。
例えば、尖った葉の観葉植物は、人間に対して、殺気を与えますので『NG』と考えます。
![](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2020/05/flo_101.jpg)
逆に、丸みを帯びて、優しい葉の観葉植物は『吉』と考えます。
![](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2020/05/300-pacup.jpg)
イメージは伝わりますか?
化殺アイテムとしての観葉植物の使い方。
内家巒頭の化殺アイテムとしての観葉植物の使い方。
化殺とは
伝統風水師 小林蔵道
凶の象意(起きる出来事)を、弱める為に行う技術。
例えば、下記の写真。
マンションでよく見かけます。
![](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2020/05/20200510観葉植物.jpg)
このように飛び出た角を、風水では嫌います。
こういう場所に『観葉植物』を設置する事で、意識を観葉植物に向けます。
【ポイント】
人間の意識は、尖ったものに向くように出来ている、
それが、人間の人体に危険ではなくても、人間の本能(潜在意識)は、過敏に反応してしまう。
生きる為の生物的本能。
そのような場所に、尖った葉の観葉植物を置いても、意味が無いですよね。
丸みを帯びた優しい観葉植物を選びましょう。
【伝統風水師が選ぶ観葉植物】
・グリーンスナップ
・アルテシーマ
・ガジュマル
観葉植物がNGなエリア
![風水で寝室はかなり重要な役割を果たします。 説明を受ければ全ての人が納得いく説明。](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2019/02/寝室風水.jpg)
内家巒頭風水で考えた場合に、NGな場所はありませんが、唯一『寝室』だけは、NGとされています。
寝室は、身体を休める場所!って話は、良く出てきますが、観葉植物がNGになる理由は、別にあります。
寝室の用途を考えた時に、使用する時間は、主に夜間となります。
植物の呼吸は、日中は人間と、逆の呼吸になりますが、夜間は同じ呼吸になります。
【植物の呼吸】
日中=二酸化炭素を吸って、酸素を生み出す。
夜間=酸素を吸って、二酸化炭素を生み出す。
広い部屋に、小さな観葉植物であれば、あまり関係ないかもしれませんが、狭い寝室に、大量の観葉植物を配置すると…。
酸素が薄くなり、睡眠を妨げると言われています。
理気風水(方位から受ける影響)
![](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2019/09/玄空飛星-1.gif)
理気風水で考える場合、葉の形がどうであろうと、エネルギーの質は『木』と考えます。
木は、木を強める
木は、火を強める
木は、土を活性化させる
木は、水を弱める
木は、金を疲弊させる
という『自然原則』があります。
土の五行だけ、通常の陰陽五行で考えた場合と、少しニュアンスが違いますので、注意が必要です。
玄空飛星派(フライングスター)風水では、建物に財の影響を持つエネルギーが九つと、健康の影響を持つエネルギーが九つ配置されます。
それらのエネルギーは、時間によるエネルギーと関連していて、現在(2020年)は、八白土星、九紫火星、一白水星の三つが吉と考えます。
八白土星に対して『木』は、『活性化』
九紫火星に対して『木』は、『相生』
一白水星に対して『木』は、『弱める』
となりますので、八白土星と九紫火星の位置に、配置するのが好ましいですね。
エネルギーの配置に関しては、複雑な専門的知識と理論、経験が必要になりますので、このブログで説明するのは止めておきますね。
凶星を強める危険
![](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/uploads/2019/07/1dcf0e608896f69350043029ea6c1163_t.jpg)
玄空飛星派(フライングスター)風水で、観葉植物と空間を考える時、最大限に注意を払って頂きたいのが『最凶星』を、活性化させてしまうということです。
五黄土星と二黒土星
この2つのエネルギーは、活性化させると『あらゆる不運』が訪れるとされています。
私も、実際の鑑定で、この2つの凶星のエリアに、寝室を配置し、観葉植物を飾っていた例を見たことがあります。
にわか仕込みの風水を実践し、何かおかしい!と感じたときは、すぐに元に戻しましょうね。
まとめ
本当の風水では、内家巒頭だけを見ても、不十分ですし、理気風水のみを見ても、不十分です。
風水を実践したが、結果が出なかった方のほとんどが、どちらか一方のみを見ているか、根本的に間違っているかのどちらかなんですよね。
観葉植物との関係を、風水に取り入れるのは、趣味のレベルにしておいた方が良いかもしれませんね。
![profile-photo](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/themes/ishira-original/img/profile.jpg)
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
![プロフィール写真](https://ishira-fengshui.jp/wp-content/themes/ishira-original/img/profile.jpg)
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。