【古典から学ぶ】楽観的は要注意‼︎~本当のポジティブを知る~

2017年1月13日

以前は『異業種交流会』によく参加してました。

最近は、めっきり参加しなくなりましたが…。
なぜ、参加しなくなったのか?

1番の理由は、『運気の悪い人があまりにも多いから!』

その中で『楽観的』や『ポジティブ』の意味を、間違って捉えている人が多い。

間違ったポジティブは、身を滅ぼす。
正しいポジティブは、必ずネガティブと一体になっている!

私自身が、身を滅ぼしかけ、古典を学び間違いに気付いたからこそ出来る話です。

陰陽の両面で考えるべき!

ポジティブな思考を心掛ける方に、ありがちなのが『ポジティブ一色』になろうとする事です。

陰陽論でも、説明されているように、全てを『ポジティブ』に捉えると言う事は、そもそも自然の摂理に反しているのです。

太極図

白が陽、黒が陰。
陽中にも陰が、陰中にも陽が描かれています。
そして、陽が極まると必ず陰が生じ、陰が極まると必ず陽が生じます。

この部分が、本当の意味での『ポジティブ』とは、何なのかを教えてくれている大切な部分です。

夢を見つけた時に、最大限にネガティブに、夢の達成をイメージします。
つまり、どんな問題が想定されるのかを、とことんまで考える必要があるという事です。

ネガティブに対して、とことん考え、解決策を出し尽くした時に、初めてポジティブが生じます。

ただただポジティブに考えるのと違いますよね。

100%ポジティブは危険!

ポジティブになる事に、意識を向けすぎるのは、危険すぎる行為です。

先ほども、説明したとおり『ポジティブ=陽』なのですから、『陽』は、目に見えやすく人を惑わします。

また、問題点は見えにくく隠れているものです。

仮に100%ポジティブで、夢に辿り着いたとしても、多くの犠牲を払っている事でしょう。

もしかしたら、その犠牲にすら気付いていないかも知れません。

成功の大原則

成功の大原則は『趨吉避凶(すうきちひきょう)』にあります。

趨吉避凶とは、凶を避け吉に趣くという意味。

凶(ネガティブ)を避ける事が重要だと、古人は教えてくれているのです。

風水師目線でポジティブな人を見る!

運を扱う伝統風水師の立場で考えると凄く恐ろしく感じます。

もしポジティブに考える事で、ネガティブな結果を避ける事が出来るのであれば、風水師の存在は必要なくなります。

心理学を学び全ての人が、ポジティブになれば、人は幸せになれるのですから…。

ですが、風水、四柱推命などを含む伝統五術は、ポジティブに受け止めようが受け止めまいが、関係なく象意が表れます。

【事例:ある経営者の話】
目標達成の為の、成功哲学を教える会社を経営している方がおられました。大阪では何冊も本を書いていて、かなり有名な方です。
受講生には、独立起業を勧め、ネガティブを排除し、ポジティブのみで生きる事を教える・・・そんなコンサルティング会社です。

ある日、最近見かけないなと…思っていました。

人伝で聞いたのですが、『破産』してしまったそうです。
2度目の破産です。

本人は、それで満足らしいですが、多くの人が影響を受けています。

もちろん自己責任なのですが、進められて独立した人も大勢いるでしょう。

私は、彼を四柱推命鑑定した事があります。
当然、倒産の事は、命式内に表れていましたので、対策を考えましたが、ネガティブな思考になりたくないとの一点張りで、その鑑定は終わりました。

つまり、何が言いたいかと言いますと、ポジティブに受け止めていてもダメだ!ということです。

ポジティブで何とかなるなら、下記の様な技法は生まれてないですよね。

まとめ

皆さんに、本当のポジティブって何なのか?
正しくポジティブになり、凶を避け、吉に趣いて頂きたいと心から思います。

中国思想家で哲学者の老子が残した書物に「万物負陰而抱陽、沖気以為和」という言葉が残っています。
これは、【万物は陰を負い陽を抱く。氣によって中和を保つ】という意味。

要は、陰陽の調和を意識する事が大事だという事。

命(宿命)で自分自身が陽に偏っている場合、陰に偏る意識をする必要が出てきますし、逆もあり得ます。

女性(陰)として生まれ、命が陽に偏っていれば、陰へ意識を向ける方が良いかも知れませんし、伴性(陽)として生まれ、命が陰に偏っていれば、陽へ意識を向ける必要があるかもしれません。

陰陽の気の循環は、誰にも否定する事の出来ない事実。

真摯に受け止め陰陽に偏らずに前に進んでほしいものです。