皆さんはご自宅の家具を購入される時に何を基準に購入されますか?
間取りや方位も、もちろん大切なのですが、室内に何を置くかも大切になってきます。
建物内の目に見えるもの(家具や扉、壁など)の風水の事を『内家巒頭』と呼びます。
家具の形や、家具の配置、インテリアの形やインテリアの配置も、伝統風水の重要な一つであるという事です。
では内家巒頭で考える運気アップ家具の選び方をご紹介いたします。
- 部屋の大きさとバランスを考える!
- 丸みを帯びたデザインである事!
- 原色カラーは避けること。
- 部屋の使用用途に合わせて色を決める
- 出来れば吉寸の家具にする!
では、一つ一つを解説していきます。
部屋と家具の大きさのバランス
伝統風水は『過ぎる』を忌み嫌います。
例えば…
・部屋の大きさの割りに、家具が大き過ぎる。
・部屋の大きさの割りに、家具が小さ過ぎる。
というような場合です。
特に『大き過ぎる家具』は、人間に圧迫感を与えます。
自宅というのは、自分のエネルギーを充電、回復させる大切な場所ですので、ストレスが掛からない状態が『吉』と考えられています。
イメージして下さい。

小さなキッチンに、こんな大きな食器棚があると圧迫感がありますよね。
慣れれば大丈夫…ともう人もいるかも知れませんが、潜在意識がこの大きな食器棚の圧迫感に慣れる事はありません。

寝室であれば、この大きさも可能な範囲でしょうが、ワンルームマンションだとバランスが取れません。
このように、圧迫感の中で過ごせば、エネルギー充電や回復どころか、無意識の内にエネルギーを疲弊させてしまいます。
部屋と家具の大きさを考える!
丸みを帯びたデザインを選ぶ!
内家巒頭風水で『角』や『尖った物』の事を、『殺』と呼びます。
『殺』とは、人間に『プレッシャー』を与える良くないものと考えられています。
少し高額になるかも知れませんが、丸みを帯びた家具を選びましょう。

アンティーク家具は、しっかりと面が取られて『丸み』の豊かな物が多いですよね。

ダイニングテーブルも、同じ考えで大丈夫です。
上記のダイニングテーブルも、しっかりと面がとられて丸みを帯びていますよね。
丸みを帯びた家具を選ぶ!
原色カラーは避ける!
原色のものは、避けた方がいいでしょう。
原色とは
goo辞書
まぜ合わせて種々の色を作るもとになる色。一般には赤・青・黄の3色。
というのも、人間は原色の物を『不自然なもの』と認識するようです。
自然界に、存在しない色のものということです。

あくまでも『日常空間』としての話です。
『非日常』をつくりだす『店舗』などの『商業施設』は、別の話ですよ。
部屋の使用用途に合わせて色を決める!
この場合の『色』というのは、明暗の事を指します。
リビングや玄関は『明』
寝室や書斎は『暗』
を基準に選ぶといいでしょう。
理由は簡単で、使用用途の『陰陽』に、色の明るさを合わせる事で、不自然さがなくなります。

吉寸の家具にする!
伝統風水には『吉寸』と呼ばれる大きさがあります。
詳しくは下記をお読み下さい。

cmに対しての吉寸凶寸とインチに対しての吉寸と凶寸が記されています。
家具やインテリアを考える時は、cmの吉寸を使うべきだと思います。