【伝統風水】中庭のある家~家の中心に中庭(パティオ)~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
・注文住宅で家を建てるのだから他とは違う家にしたい!
・お洒落なデザイン建築で新築したい!
・豪華に見える家に住みたい!
マイホーム購入や、新築住宅を建てる時に、いろんな要望が出てくると思います。
そんな時に【中庭のある家】という要望をよく聞きますので、風水的な中庭についてお話致します。
【建物としての中庭】と【敷地としての中庭】の2種類があります。
風水的【建物としての中庭】
建物としての中庭は、建物の太極(中心)が、天に抜けてしまっている状態です。家相(風水としての相)として、よくありません。
これでは、エネルギーが抜けてしまっている建物となりますので、あまりお勧めしません。
しかし、伝統風水には、太極(中心)に集まる エネルギー(吉)を外側に引っ張り出す技術が有りますので、一概に凶となるとは言えません。(注:必ず知識経験豊富な風水師にご依頼下さい!)
ですが、伝統風水では『使い勝手』という部分も重要視します。
間取りとしての使い勝手の部分があまり良くありませんので、お勧めできません。
風水的【敷地としての中庭】
敷地内で四神相応をとる技法で、中国の伝統建築技法として『三合院』や『四合院』が上げられる。
三合院はコの字型の建物で、中庭が取られている。
四合院はロの字型の建物で、中庭が取られている。
昔の日本建築でも、この様式はよく見られる。
四合院のような中庭が取れると吉となる。
明堂と呼ばれる母屋の正面に広いオープンスペースが吉と考えられている。
実際に、中国では、このような四合院や三合院から、沢山の著名人が生まれている。
現代の中庭
三合院の様式で建てられている。
スティーブ・ジョブズが、東洋の文化、哲学に興味があった事はよく知られています。
三合院の影響もあって、世界のAppleと呼ばれるまで、発展、繁栄してきたのかもしれませんね。
まとめ
中庭といっても、一概に『吉』『凶』を論じる事は出来ません。
ただし、一ついえる事は、狭い敷地の場合は、中庭を造る事で『凶』となりやすいということです。
本来の住居としての目的を忘れる事無く、新築を心掛けて下さい。
どうしても、中庭が必要な場合は、優秀かつ経験の豊富な風水師に依頼する事をお勧めします。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
この記事をシェアする
検索
プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。