恵方巻きの原点は伝統風水に関係します!~恵方に旅行??~

こんにちは!

大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。

2021年がスタートしていますが、本当の意味での2021年(辛丑年)のスタートは2月3日となります。

当然、『節分』は、2月2日(火)となる訳です。

今日は、節分の『恵方』について、お話しますね。

関西では、節分に『恵方』を向いて、無言で太巻きを食べる習慣があります。
1990年代後半から、全国へ波及したみたいですね。

さて、この『恵方』とは、もともと何から来ているのか…。

恵方とは歳徳神の方位

恵方とは、歳徳神の事を言い、その年の福徳を司るとされています。

先日、お話した太歳神の真逆の神様という事ですね。

【豆知識】
古典の中では、歳徳神や太歳神のように、概念に対して『神的な存在』とされている。
他にも、龍脈、青龍、白虎、朱雀など、神獣で表される事が多い。

私の考えだが、それは本当に神獣が住むと信じられたというよりも、理屈として人に伝えるのでは無く、物語として、多くの人に吉凶を伝える為だったと考えている。

現に、太歳神や歳徳神は、天体の動きと密接に関係し、天体が人に影響を与えると考えられていた事がわかる。

陰陽道の考え方で、恵方に向かって、何か事を行うと吉となると言われている。

伝統風水古典では、『象吉通書』や『會門経』の中で、その方位の収造(リフォーム)や動土(土木工事)が吉とされている。

また、引越しや人との関わり、狩猟などの、百事に対して、吉であるとされている。

そういう意味で『恵方を向いて、太巻きを食べる!』と、良い事が起きるとされていたのだろう。

正しく『恵方』を活用する!

では、せっかく日本にも『恵方』という文化が、残っているので、正しく『恵方』の使い方をご説明します。

『恵方』にお出掛け!

伝統的な古典には、恵方に出かけることを吉としています。

神社参拝やお友達との会食、一人旅…何でも構いません。

2021年は、恵方を中心にお出かけしてみては?

『恵方』をリフォーム!

家やお店、会社などの、中心(太極)を基準に、恵方の改装工事がお勧めです。

中心の求め方は、単純で重心の事。

本当は2月3日が始まり!

2021年の恵方(歳徳神)は、干支暦の新年の始まりから、効果が表れます。

一般的に言われる節分(今年は2月2日)は、旧年(庚子年)となります。
ゆえに本当の意味で、恵方が『吉』となるのは、2月3日以降なんです。

2021年の正しい恵方(歳徳神)は?

2021年の恵方は『丙』

今年(2021年)の恵方(歳徳神方位)は『丙』!

157.5度~172.5度の方位となります。

例えば、私の事務所を中心に考えると…

となります。

2021年2月3日~2022年2月3日までの間は、この方位が恵方となる訳です。

まとめ

正しい理論を持った伝統文化が、少し間違って伝えられる事は、よくある事です。

天赦日と並ぶ吉日として知られる一粒万倍日も、間違った伝承が、間違って継承され続けた結果なんですけどね。
ちゃんと調べればわかる事なのに…。

間違いを正すのが、私たち現代に生きる伝統風水師の仕事なんでしょうね。

という事で、今年は熊野の方へ旅行に行こうかな笑。

ちなみに私も『恵方巻き』は、食べますよ!
関西人ですから笑


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伝統風水師 小林蔵道

 東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。

 京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。

 実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。

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東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。

京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
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