【風水検証】23年間続いたスイーツ&カフェの最後~これが本当の伝統風水~
こんにちは!
大阪・京都の伝統風水師 小林蔵道です。
先月、23年間続いた『スイーツ&カフェ店』が閉店しました。
23年の歴史を築いてきたのに、突然の閉店。
伝統風水で検証してみました。
まずはお店の立地条件から確認していきます。
お店の周辺環境
間口が、メインストリートに面する、全面が駐車場になっている物件。
最寄り駅からは、7分程度の好立地にあります。
近隣の巒頭風水から考える!
青龍は、特に問題が無さそうですが、玄武&白虎が弱く感じます。
四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)については、上記記事を参照下さい。
玄武&白虎が弱いとなると、お店の経営負担が女性に多くなってしまう。
結果、男女間にイザコザが起きやすい…という事になります。
夫婦やカップルで、お店を経営する時は、注意したいですね~。
お店は近隣の交差点がキーポイント!
お店の場所を決める時に、重要なのが『交差点』との関係。
交差点は『水』。
『水』=『お金へ影響』
と考えます。
今回の物件は、建物と交差点の関係が『破軍』と呼ばれる関係になっています。
破軍の象意
- 仕事が波に乗らない!
- 夫婦関係のもつれ!
- 疲れやすい!
致命的ではないにしても、思うようにエネルギーが出ない感じですね。
近隣の山からの影響!
近隣の山からの影響を見ることも、大切な伝統風水師の仕事です。
山を見る技法も、色々な種類がありますが、今回は『玄空大卦』を使用します。
本来ならば、赤線の山の影響を受けるのですが、赤線の山との関係が 「空亡」となる為に、恩恵を受ける事が出来ません。
少し遠いですが、その奥の山との関係を確認します。
水 | 向 | 山 | 龍 |
六 | 九 | 一 | 四 |
艮為山 | 天風姤 | 地雷履 | 兌為沢 |
一 | 八 | 八 | 一 |
何の事か、さっぱりわからないと思いますが、色んな意味で、課題があります。
これも、なかなかエネルギーを出しにくい状態ですね。
店舗内のレイアウト
最後に店舗内のレイアウトを確認してみます。
正面の玄関に『六白金星』が巡っています。
建物が建設された当初は、旺星(吉)となりますが、1984年以降に衰退に入ります。
2004年以降は、太極にある『一白水星』のエネルギーを、正面玄関に引き出すことが出来れば、旺星に変化するのですが・・・。
残念ながら、レイアウト上、太極に巡る『一白水星』と『六白金星』の間に間仕切りがしてあり、エネルギーを動かす事が出来ない状態になっていました。
全面道路の風水は?
流れ去る水は『乙』=『禄存』となり、合局(吉)となります。
禄存
真面目で勤勉。倹約家。
という象意が出ています。
ですので、経営者様が、真面目で誠実な方だったと考える事が出来ます。
しかし、流れてくる水は、『庚』=『文曲』となり破局(凶)。
文曲
夫婦喧嘩や家族の不和。
という象意になります。
まとめ
可能な限りで、検証しました。
やはり『男女』や『夫婦間』に、トラブルとなって表れると考える事が出来ます。
最初の巒頭でもありましたが
女性に負担がかかり、男性と女性の不和を生み出してしまう!
という感じですね。
解決法はあったのか?
オーナーさんの生年月日時を確認していないので、何とも言いがたいところはあるのですが、今回の物件に解決法は、確実にあったと考えます。
- 太極にくすぶっている旺星を玄関に引っ張り出す!
- 引っ張り出した旺星を活性化させる!
- 全面道路とお店の関係を改善する!
100%の風水にはなりませんが、これだけでも充分に変化はあったでしょう。
あとは、オーナー様の自宅の風水ですね。
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のためのプログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。
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プロフィール
伝統風水師 小林蔵道
東洋の伝統を重んじ、和魂漢才スタイルで人間の幸せを創造。
京都に風水専門店を構え、年間300件以上の風水、四柱推命鑑定や、目標達成のための和風水プログラムを開催。テレビやラジオにも出演。
実は20代まで占い嫌いでしたが、巷で知られているのとは違う「本当の風水」を知り、現在は専業の風水師です。